モバイルセルフオーダー,
モバイルオーダーの意味とは?メリットや導入方法は?
2021/06/08

コロナ禍の影響もあり、飲食業界ではオンラインで注文・決済が行えるモバイルオーダーが注目されています。聞いたことはあるが詳しくは知らなかったり、実際に導入するにはどうすればいいか分からない方も多いのではでしょうか。

そこで今日はモバイルオーダーとはどのような意味で、どうすれば導入できるかについて解説していきます。モバイルオーダー需要は高まっているので、競合に差を付けられる前に導入を検討してみてはいかがでしょうか。

モバイルオーダーの意味とは?

モバイルオーダーの意味とは、スマートフォンやタブレットなどを使って商品を事前に注文できるシステムのことです。お客様はアプリなどで、商品や受け取り店舗などを選び事前に決済することができます。

モバイルオーダーはいわば、出前などの事前予約システムの発展形です。しかし、事前に決済までを済ませられることや店内からも注文できることが従来のシステムとの大きな違いです。また、すべてアプリ上で完結するため電話対応や金銭授受の手間もなくなります。

更に、決済の手軽さや、待ち時間の短さなどでお客様側にもメリットがあるので顧客増加にもつながるでしょう。

モバイルオーダーを導入するメリット

事前注文・事前決済で待ち時間がいらない

モバイルオーダーを活用することにより、お客様の待ち時間がなくなります。

これまでは、注文が多いお昼時などはどうしてもお客様に待ってもらう必要がありました。
そのせいでできた行列により回転率が下がるばかりか、行列を見て待ちきれず違う店に行ってしまうお客様もいたでしょう。

しかし、モバイルオーダーを採用するとこのような心配事も解消されます。

モバイルオーダーでは待ち時間が発生しないため、回転率が下がったり長い行列ができたりすることもありません。

業務効率改善にも役立つ

モバイルオーダーでは金銭授受を行わなくて済むので、お客様に商品を渡したあとスムーズに厨房業務に戻れます。

他にも、今までは予約注文を行うとなると、ただでさえ忙しいのに電話応対までしなければいけませんでしたが、モバイルオーダーでは注文がタブレット端末などに表示されるため、それを見るだけで注文の品を作ることができます。

モバイルオーダーを導入することで業務効率が向上し、コスト削減などにもつながります。

お客様にもメリットが多いので顧客増加につながる

お客様としても、行列ができる人気店で待ち時間を気にせずに食事をすることができます。
今までは、短い昼休みでは行くことができなかった店にも来店出来るようになります。
また、アプリ上でクレジットカードなどを使い決済できるのでレジでお金を払う手間も省けます。

お客様にもメリットが増えることにより顧客増加にも繋がります。さらに、モバイルオーダーはリピート率が多いという研究結果もあります。

店外からも店内からも注文ができる

いままでの予約システムなどでは、店舗に行く前に注文することが必須であり、利用にハードルがありました。しかし、モバイルオーダーでは従来の事前予約と違い、店内テーブルからも注文ができます。

気軽に立ち寄ったお客様でも、席についてから注文することができるので顧客層の拡充にもつながるでしょう。

モバイルオーダーの導入により、回転率や業務効率が改善するのは間違いなしでしょう。今挙げた3つの他にも、お客様の好みに合ったメニューが上位に表示されるなど様々なメリットがモバイルオーダーにより享受できます。

モバイルオーダーの導入状況

ここからは、モバイルオーダーの導入状況について解説していきます。

現状国内ではモバイルオーダーの認知率は低い

モバイルオーダーは確実に力をつけていますが、まだ利用者は少ないのが現状です。

[出典:MMD研究所]

海外では高い人気を誇る

全米レストラン協会(NRA)とテクノミックの共同研究によりデータによると、飲食店利用者の43%がモバイルオーダーの利用を望んでいます。更に、モバイルオーダーのリピート率は80%にものぼります。

アメリカでは多くの利用者がモバイルオーダーの利便性を感じています。また、利用を望んでいることもあり、日本でもモバイルオーダーが普及していくのは間違いないでしょう。

大手チェーン店の採用による利用者の伸びに期待

今の所モバイルオーダーの認知率は低いですが、モバイルオーダーはマクドナルドやスターバックス、すき家などの大手チェーン店でも続々と採用されており、今後ますます利用者は増えていくと思われます。

現状、大手チェーン以外ではモバイルオーダーの導入率はさほど高くないので、今から参入することによりアドバンテージを得ることができるでしょう。

中小規模の飲食店に向けたサービス

先程、紹介した大手チェーン以外にも中小規模の飲食店向けにモバイルオーダーシステムを提供しているプラットフォームがあります。

代表的なものでは、株式会社Showcase Gigが提供するモバイルオーダーアプリ「O:der(オーダー)」やOkage株式会社が提供するモバイルオーダーシステム「Okage Go」などがあります。

他にも、店内飲食に特化した株式会社ユビレジ が提供するモバイルオーダーシステム「ユビレジ QRオーダー」など様々なサービスが展開されています。

今の所、モバイルオーダーの知名度は低いですが大手チェーン店の参入やモバイルオーダープラットフォームの増加により今後ますます利用者は増えていくでしょう。

まとめ

本記事では、モバイルオーダーの意味や、導入方法について解説しました。解説したように、モバイルオーダーは顧客の増加や業務効率改善に繋がります。さらに、大手チェーン店が採用を始めるなどしておりモバイルオーダーが急速に普及するのも時間の問題と思われます。

しかし、実際にモバイルオーダーを導入するにはどうすればいいのでしょうか?

例えば先ほど紹介した、中小規模の飲食店向けのプラットフォームを利用する方法や自社でアプリを開発する方法などがあります。

しかし、多くのプラットフォームでは登録料に加え月額料金や販売件数あたりの手数料などがかかります。

また、自社でシステムを開発するとなると金銭的にも時間的にも莫大な労力がかかるだけではなく、メンテナンスなどのランニングコストもかさみます。

そこで、弊社でもモバイルオーダーシステムを開発しております。

弊社は、今まで年間5000サイト、2000アプリ以上の制作、さらにコロナ禍の中でも5000社以上のIT相談を実施してまいりました。

弊社にご相談いただければモバイルオーダープラットフォームを利用するよりコストを抑えられ、自社アプリを制作するより手間もかかりません。

モバイルオーダー導入を検討されている方は、ぜひ弊社にご相談ください。

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