ホームページ制作,
【Web制作初心者必見】ホームページ制作の流れと日数の目安を解説
この記事で知っておきたいポイント

「ホームページ制作にはどのくらいの日数がかかるの?」
自社のホームページ制作に初めて取り掛かろうとする時、このような疑問を持つ方も居るのではないでしょうか。

ホームページ制作に要する日数は、ホームページの規模や記載する情報の密度などによって多少の違いが生じます。しかしながら、ホームページ制作の工程を理解し、それぞれの期間の目安を心得ていれば、おおよその日数を予測することは可能です。

本記事では、ホームページ制作の流れと、それぞれに要する日数の目安を詳しく解説します。さらにホームページの完成を早めるコツやホームページ制作を外部委託する場合の相場の目安なども同時に分かるようになっています。

本記事を読み、ホームページ制作の流れと日数をしっかりと把握しましょう。全体の流れを把握してから実際の行動に移ることで、各工程がスムーズに進み、予定していたよりも短い期間でホームページを完成させることが出来るかもしれません。

全体像を掴み、スムーズなホームページの立ち上げを目指しましょう。

ホームページ制作の流れと日数の目安

さっそく、ホームページ制作の全体の流れとそれぞれの日数を把握しましょう。ホームページを作る流れは、大まかに分けると次の5つの工程になります。

1.打ち合わせ~発注【目安:1~3か月】
2.全体像の完成【目安:2週間~1ヶ月】
3.デザインの作成【目安:1ヶ月】
4.コーディングとシステム構築【目安:1ヶ月】
5.テスト・確認【目安:2週間~1ヶ月】

それぞれの内容と期間について詳しく見ていきましょう。

打ち合わせ~発注【目安:1~3か月】

ホームページ制作会社に外部委託をする場合、まずは会社の担当者と打ち合わせを行います。作りたいホームページの規模やサイトのデザインなどホームページに関する様々なことを積極的に話し、共有しましょう。

最初の打ち合わせでヒアリングが上手くいかないと、思い通りのホームページが作れなかったり、完成までに想定よりも時間を要してしまったりと思わぬトラブルの原因にも繋がります。制作会社を選定する際は、3社ほどから見積もりを取り、金額や提案の内容から吟味するのが一般的ですが、金額・提案内容だけでなく、コミュニケーションコストも重要なポイントです。

例え、提示された金額がリーズナブルで自社の予算に見合っていたとしても、ヒアリングの段階でコミュニケーションに違和感を覚えたら、その会社は「選ばない方が吉」と言えるでしょう。

金額や提案内容の確認は言わずもがな重要ですが、担当者が「言いたいことを上手く汲み取ってくれるか?」も非常に大切です。制作会社選定の際は金額・内容・担当者の印象を総合的に見て判断することをおすすめします。

全体像の完成【目安:2週間~1ヶ月】

発注するホームページ制作会社が決まったら、より詳しい内容を決定していきます。ターゲットユーザーやサイトの内容、コンセプトなどを決め、ホームページ全体の設計図を完成させましょう。

この段階で、依頼する側と制作担当者との間で認識のズレやサイトイメージのギャップを少なくすることが出来れば、これ以降の工程が非常にスムーズに進みます。

デザインの作成【目安:1ヶ月】

ホームページの全体像・設計図をもとに、ホームページのデザインを作っていきます。デザインは通常、1、2週間程度で完成です。

しかし、一度出来たデザインを打ち合わせで一旦確認し、イメージとの相違などを見て必要なら修正→再度確認の作業が必要なため、サイトのイメージとのすり合わせが上手くいかないと少しずつ期間が延びてしまいます。

さらに、お問い合わせフォームの設置や会員登録・マイページの設定、支払い情報の表示など実装する機能が多い場合や、サイトの規模が大きい場合も期間は長くなります。サイトの規模に応じた日数の目安は後述しますので、後ほど詳しく確認してみましょう。

コーディングとシステム構築【目安:1ヶ月】

トップページ、下層ページと全てのデザインが完成したら、それを元にコーディングを行います。コーディングをすることで、思い描いていたデザインや機能がホームページ上で実際に表示されるようになります。

これも、やはりページ数が多くなると必要な日数は伸びますが、通常1ヶ月程度である場合が多いでしょう。

テスト・確認【目安:2週間~1ヶ月】

打ち合わせ通りのホームページが完成したら、サイトに問題がないかの確認を行います。コンテンツに誤字・脱字など誤った表記がないか、スマートフォンでの表示に問題はないかなどのチェックをしっかりと行いましょう。

全ての動作に問題がないことを確認したら、ホームページの完成です。

以上がホームページ制作に必要な工程と大まかな日数の目安になります。目安は幅を持たせて記載しましたが、一般的なホームページであれば、4カ月程度で完成することが多いでしょう。サイトの規模や機能の違いによって、完成までの期間は異なるため、自社サイトの規模に応じて目安を把握しておきましょう。

ホームページの規模に応じた具体的な日数の目安

ホームページの規模により、完成までの日数に変動があると解説してきましたが、より具体的に規模感と日数の目安を見てみましょう。

・100ページ前後の企業のホームページ
・15~20ページ前後のホームページ
・LP

今回は上記3種類のサイトで日数を比較します。自社のホームページの規模に近いものを見て、必要な日数の目安をより詳しく把握しましょう。

100ページ前後の企業のホームページ

打ち合わせ 20日~30日
全体像の完成 20日
デザインの作成 40日
コーディングとシステム構築 70日
テスト・確認 10日

大規模なホームページでは完成までに半年以上を要します。余裕をもってスケジュールを組みましょう。

15~20ページ前後のホームページ

打ち合わせ 15日
全体像の完成 7日
デザインの作成 14日
コーディングとシステム構築 15~20日
テスト・確認 5日

中小企業のホームページやリクルートサイトなどがこの規模感であることが多いです。期間は2ヵ月強~3ヶ月弱といったところでしょう。

LP

LPとはランディングページのことです。ランディングページとは、申し込みや問い合わせなど、何らかのアクションをユーザーに促す役割のあるページで、縦長のレイアウトが特徴です。他のページへの移動があまり無く、ページ数が多くなることはありません。

打ち合わせ 10日
全体像の完成 3日
デザインの作成 4日
コーディングとシステム構築 7日~10日
テスト・確認 2日

ページ数が少ないため、完成までは約1ヶ月と非常に短期間で仕上がります。

上記はあくまで目安です。自社が作りたいホームページが「何ページくらいになりそうか検討がつかない、分からない」といった場合は、期間や予算の予想は難しいため、Web上の情報を過信せず、一度制作会社に問い合わせてみると良いでしょう。

ホームページ完成までの日数を短縮するためのコツ3選

ホームページ制作を外部委託する場合、認識のすり合わせやデザインの修正等に時間がかかると、予想よりも多くの日数を必要とします。目安の日数と大幅にずれてきてしまうと様々なスケジュールに影響を及ぼしかねません。
そこで、なるべく期間を延ばさずに、スムーズにホームページの完成までのやり取りを行うためのコツを3つ紹介します。

・自社内で認識のすり合わせを完了させておく
・確認にかける時間をなるべく短縮する
・こだわりを持ちすぎない

自社内で認識のすり合わせを完了させておく

ホームページに関する様々な認識をある程度社内で統一させてから打ち合わせに臨みましょう。特にヒアリングの段階では、ホームページを作る目的やそれによって達成したい目標など、幅広く質問を受けます。自社内でホームページの方向性や認識の統一が出来ていないと、修正回数が多くなったり、思わぬトラブルが発生したりと後々の工程が非常に大変です。

制作会社とのやり取りを始める前にある程度のことを決め、認識のすり合わせを自社内で行っておくことで、各工程をスムーズに進めることが出来るため、ホームページ完成までの期間短縮に繋がります。

確認にかける時間をなるべく短縮する

担当者と決裁者を明確に決めておき、両者で密なコミュニケーションを取れる体制を整えておきましょう。

そうすることで確認→決定のプロセスに時間がかからず、次の工程に移るまでの時間が短縮できます。

こだわりを持ちすぎない

ホームページの内容やデザインを決める段階で確認→修正→再度確認と修正が必要になる場面が何度かありますが、発注者側のこだわりが強く修正回数が多いほど、完成までに日数を要します。

「ホームページのターゲットユーザーに届けたい情報・伝えたいメッセージがブレなければいい。後はある程度、制作会社に相談しながら決めよう」くらいの気持ちでいると、修正回数がそれほどかさむことなく、予定通りのスケジュールでホームページを完成させられる可能性が高まります。

ホームページ制作を外部委託する時の相場

最後に、ホームページ制作を外部委託する場合の相場について解説します。相場も、工程にかかる日数と同様で、サイトの規模や実装する機能の多さなどによって大きく変動します。

例えば、個人のホームページとして利用するような数ページの簡単なホームページであれば10万円未満で作ることも可能です。しかし、デザインが凝っていたり、ページ数が多く、SEO対策もしっかりと行っているホームページを作るには100万円以上の費用がかかることも珍しくありません。

また、外注先がフリーランスなのか、大手の制作会社なのかなどでも相場は異なります。複数の会社に見積り依頼をして、予算とホームページの規模や実装したい機能などをよく検討し、決定することをおすすめします。

以下にサイトの種類と相場を記載しますので、参考にしながら各会社の見積りと比較してみましょう。その際は、金額だけでなく提案内容にも注目することを忘れないよう、心がけましょう。

サイトの種類 相場
ポータルサイト 50万円程度~
リクルートサイト 100万円前後
ECサイト 50万円~
企業サイト 30万円前後~
LP 5万円~

ホームページ制作の流れと日数の目安まとめ

本記事では、ホームページ制作の流れとそれぞれの工程でかかる日数の目安を解説しました。ホームページは規模やページ数により、かかる期間には大きな変動があります。
正確な期間を知りたい場合は、いくつかのホームページ制作会社に問い合わせを行い、見積りと共に正確なスケジュールを出してもらうのが一番です。

問い合わせを行ったら、必ずホームページ制作を依頼しなければならないなどの決まりも、もちろんありませんので、正確な日数や相場を把握したいと考えている場合は、一度問い合わせてみてから判断しましょう。


弊社は、ホームページ制作に関して以下の実績があります。
・年間5000サイト、2000アプリ以上の制作
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ホームページ制作に関するスケジュールや費用など、ご不明な点やお悩みがありましたら、是非ともお気軽にご相談ください。

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