ホームページ制作,
【意外と知らない?】ホームページ制作でやってはいけないこと18選
2021/11/05

ホームページ制作で「やってはいけないこと」をご存知ですか?

 

本記事では「ホームページ制作でやってはいけないこと」として、設計段階〜制作完了後のSEO対策に至るまでのNG行動・思考を解説します。

 

「ホームページ制作はお金を払えば、必ず良いものができる」
「個人でもホームページを作れる時代なんだから簡単でしょ」

 

もし上記のように考えているのであれば、本記事を熟読し、実際に制作に移る前に、認識を改めることをおすすめします。本記事を読み認識を変えることで、無駄な費用を払ってしまうリスクを下げ、Web集客やマーケティング戦略の失敗を未然に防ぐことができるでしょう。

 

「Web集客がうまくいかない」
「質の悪いホームページに多くのお金を払うことになった」

 

上記のような悩みを抱えない為に、しっかりと学んでいきましょう。

ホームページ設計・制作会社選定段階でやってはいけないこと5選

本記事では、設計段階、構築段階、制作完了後の3つに分けて、それぞれでやってしまいがちなNG行動を解説します。

 

まずは、設計・制作会社選定段階についてです。今回は以下の5つについて順番に解説していきますのでそれぞれの解説を見つつ、学んでいきましょう。

 

・目的とターゲットが決まっておらず、目標が明確でない
・自社に適切な制作会社に依頼ができていない
・見積もりが高いなど不安要素があっても契約してしまう
・途中で解約ができない会社と契約をしてしまう
・制約が多いCMSが採用されている

目的とターゲットが決まっておらず、目標が明確でない

ホームページを作る際は、まず初めにホームページを作る目的とターゲット、目標を明確にしましょう。ホームページには、集客・リクルート・販促など様々な役割がありますが、自社のホームページにどんな役割を担わせるかで最適な構成やデザインは大きく異なります。

 

そのため、「目的・ターゲット・目標」がハッキリとしていなければ、制作の工程をスムーズに進めることが難しくなると言っても過言では無いでしょう。制作をスムーズに行い、思い通りのホームページを完成させるために、上記3つは必ず明確に定めておくことをおすすめします。

自社に適切な制作会社に依頼ができていない

目的やターゲットなどが明確に定まったら制作会社の選定に移ります。ホームページ制作や運用を行っている会社は数多くあるため、自社の予算や作りたいホームページの規模に応じて最適な会社を選びましょう。

見積もりが高いなど不安要素があっても契約してしまう

必ず複数の会社から見積もりを取り、価格や契約内容を比較検討することをおすすめします。その中で不安要素がある場合は問い合わせを行い、不安や不満を抱えたまま契約を結ばないようにしましょう。小さな不安でも、放置していると大きなトラブルに発展することもあるため、必ず解消してから契約締結を行うよう心がけて下さい。

途中で解約ができない会社との契約をしてしまう

契約内容を確認した際、途中解約が不可と記載されている場合は注意が必要です。ホームページ制作と運用はセットで契約することもありますが、特に運用に関しては長期に及びます。制作会社によってランニングコストやサポート体制の違いもあるため、途中で「会社を切り替えたい」と感じることもあり得ます。

 

長期にわたり運用が必要なホームページは、会社の切り替えがスムーズに出来ないと、大幅な損失にも繋がります。契約を締結する時は、内容をしっかりと確認し、途中解約不可など制約の多い内容の会社は避けるのが無難です。

制約が多いCMSが採用されている

制作会社によっては、ホームページの規模や予算に応じてCMSを使うこともあります。CMSはホームページの更新やデザインの変更などを簡単に行えますが、その反面、制約が多く希望通りの機能やデザインを実装できないものも存在します。
そのため、CMSが使われる場合には、希望する機能やデザインを問題なく実装できるかをはっきりさせたうえで制作を進めていきましょう。

ホームページ構築・デザイン段階でやってはいけないこと10選

次にホームページ構築段階でやってはいけないことの解説に移ります。ここからは、より具体的になっていきますが、知識が無い場合でも是非一読しておいてほしいところです。細かく列挙すると、かなりの数になってしまいますが「こういうものなのか」とサラッと目を通しておくことをおすすめします。

 

今回、構築・デザイン段階でやってはいけないこととして紹介するのは以下の10項目です。

 

・無料のレンタルサーバーを使う
・URLを正規化していない
・SSL 対応していない
・表示速度を考慮していない
・レスポンシブ対応していない
・セキュリティ関連プラグインを入れていない(WordPressの場合)
・デザインがターゲットに合っていない
・文字が小さく見づらいなど、視認性が低い
・著作権フリーでない画像を使う・他サイトのコピペをする
・ソース不明な情報を載せる

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

無料のレンタルサーバーを使う

ホームページを作る際は、レンタルサーバーを利用しますが、中には無料で利用できるものもあります。しかしながら、無料のレンタルサーバーには多くのデメリットがあります。安定性に欠けていたり、容量が少なかったり、といったことが挙げられ、企業や個人の「顔」となるページに使用するには不向きです。

 

レンタルサーバーは年間数万円で利用できるため、それほどお金のかかるものでもありません。月間の経費にすれば、数百円~数千円です。しっかりと投資してホームページを事業に活かす環境を整えましょう。

URLを正規化していない

同じサイト内で重複するページや類似するページの中で、どのURLを検索エンジンに評価してもらうかを指定して示すことを正規化といいます。正規化が出来ていないと意図していないページが検索エンジンに載ってしまうといった事態が起こり、SEOからの評価低迷やアクセスダウンに繋がる可能性があります。

SSL 対応していない

SSL化はセキュリティ対策の一環で行われるもので、通信を暗号化するための仕組みのことを指します。SSL化されていないページやサイトは第三者からその中身を盗まれる可能性があるため、クレジットカードの情報や住所などを扱う場合は特に注意が必要です。

表示速度を考慮していない

ページがなかなか表示されず、そのページから離脱した経験はありませんか?表示速度が遅いとユーザーが離脱し、大きな損失に繋がります。それどころか、ライバル企業のサイトに顧客を取られてしまうリスクも。

 

大きな機会損失をしないために、ページの表示速度には考慮しましょう。

レスポンシブ対応していない

ホームページはPCだけでなく、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末で閲覧されています。どの端末からでもスムーズに閲覧出来るようにしておきましょう。ホームページというとPCで見るイメージも強いかもしれませんが、昨今、スマートフォンでの閲覧が非常に増えています。様々な端末から快適に見れるための配慮は必須と言えます。

セキュリティ関連プラグインを入れていない(WordPressの場合)

採用するCMSにあった最適なセキュリティ対策が必要です。企業と顧客双方の情報を守る対策は欠かせません。

デザインがターゲットに合っていない

ホームページのターゲットにあったデザインを採用しましょう。例えば、50代男性サラリーマンをターゲットにしているページに、可愛らしいイラストや淡いピンクや黄色といった可愛らしいデザインを採用しても、ユーザーの満足度を高めることは出来ません。


自社のホームページのターゲット層がより好むデザインを心がけましょう。

文字が小さく見づらいなど、視認性が低い

見づらいページをわざわざ頑張って読もうとする人はいません。ストレスを感じることなく、閲覧できるホームページを作りましょう。

著作権フリーでない画像を使う・他サイトのコピペをする

これは論外です。訴えられることもありますし、モラルに欠ける行動ですので、絶対にやめましょう。制作会社に依頼して、このようなことをされるケースはあまりありませんが、個人でホームページを作る際は十分に気を配る必要があります。

ソース不明な情報を載せる

企業のホームページの場合は特に注意が必要です。不確かな情報を掲載してしまうと信用を落してしまう可能性が非常に高まります。信用性に欠けると、その後のビジネスに大きな影響を及ぼすため、正確な情報の発信を心がけましょう。

ホームページ制作完了・運営段階でやってはいけないこと3選

さて「ホームページ制作においてやってはいけないこと」の解説も終盤です。最後は、構築が完了し、運営する段階で気を付けることを把握しておきましょう。

 

本記事で制作完了後にやってはいけないこととして紹介するのは以下3点です。

 

・作ってそのまま放置
・外部リンク購入や不自然にキーワードを詰め込んだ文章
・アクセス解析などデータ分析を行わない

 

主にSEO対策についての解説になります。

作ってそのまま放置

ホームページは制作後、SEOなど様々な対策を行いながら運営し、改善していくものです。「作って放置」は一番やってはいけないことなので、心得ておきましょう。ホームページを運営し、Webからの集客や販促などのマーケティングを成功させるには、データを取り、コンテンツを改善していく作業が必要です。

外部リンク購入や不自然にキーワードを詰め込んだ文章

SEO対策の一環として被リンクをもらうこと、対策キーワードをページ内に散りばめることは有効であるとされています。しかし、それはあくまでも「自然な形で」に限ったことです。

 

不自然な被リンク、不自然な日本語で書かれた文章は、むしろSEOの観点からみると評価を下げてしまいます。SEOでペナルティを受けると、最悪の場合、自社のホームページが検索結果に載らなくなるケースもあります。

 

これは、そのホームページを使ったSEOでの集客ができなくなることを意味するため、十分に気をつけましょう。

アクセス解析などデータ分析を行わない

ホームページを運営し、Webからの集客や販促など、Webマーケティングを成功させるには、データを取り、コンテンツを改善していく作業が必要です。

 

つまり、データを取らないのは、改善が出来ないのと同じこと。改善が出来なければ、せっかく作ったホームページも最大限に活用することは難しいでしょう。


本記事で紹介するホームページ制作において「やってはいけないこと」は以上になります。

 

ホームページを作り、運用していく際は、上記のことに十分気を配りましょう。項目が多く、難しいと感じるかもしれませんが、問題ありません。ルールとモラルを守って、ユーザーの為になるページを作るという意識を忘れずに持ちましょう。

ホームページ制作・運営でやってはいけないことまとめ

本記事では、ホームページ制作や運営の際にやってしまいがちなNG行動を解説しました。
ホームページを作る場合、その構築に一番気持ちが入りがちですが、構築に入る前と後も非常に重要です。

 

ホームページを作ると決めたら、まずは目的やターゲットを明確にすること。そしてホームページが出来上がったら、しっかりとSEOを含めた様々な対策を講じていくことを忘れずに運営しましょう。

 

きちんと流れが掴めていれば、思い通りのホームページを作ることは可能です。しっかりとポイントを抑え、Webの効果を最大限に発揮出来るホームページを作っていきましょう。

 

自社でホームページ制作や運営を完結させるのが難しい場合は、外注を前提に予算やスケジュールを組んでおくことをおすすめします。


以下に弊社のホームページ制作の実績を示します。


・年間5000サイト、2000アプリ以上の制作
・コロナ禍の中で5000社以上のIT相談を実施

 

ホームページ制作に関して不安がある・疑問が多くて進められないなどのお悩みがある場合は、是非ともお気軽にご相談ください。

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