ホームページ制作の流れと期間の目安を解説
ホームページを作る際の流れとそれぞれの期間の目安を工程ごとに解説していきます。
工程は次の5つです。
・打ち合わせ~発注【目安:1~3か月】
・全体像の完成【目安:2週間~1ヶ月】
・デザイン制作【1ヶ月程度】
・コーディングとシステム構築【目安:1ヶ月】
・テスト・確認【目安:2週間~1ヶ月】
期間はあくまで目安ですが、外部に発注する際は目安にして下さい。
打ち合わせ~発注【目安:1~3か月】
どのようなホームページを作りたいのか、ホームページを作る目的や予算などを打ち合わせで話し合います。
ヒアリングが済んだら、その情報をもとに見積書や提案をもらい、依頼するかどうかの検討を行いましょう。
依頼したいweb制作会社が特に決まっていない場合は、3社程度に見積書や提案文をもらい、提案内容や費用を比較することをおすすめします。
会社によって内容・費用ともに差があるため、自社のホームページ制作の目的や予算に合った会社を選択しましょう。
打ち合わせ前に、要望や規模感などを明確にしておくと期間短縮につながります。
全体図の完成【目安:2週間~1ヶ月】
デザイン以外の構成が書かれた下書きを次に完成させます。ページのどこにどんな情報を入れるか、何をどこに設置・配置するかを決める段階です。
ここで作った全体図がホームページの土台になるため、非常に重要な工程となります。
デザイン制作【1ヶ月程度】
前の工程で作った全体図に装飾や色を付け加えて、ホームページのデザインを作っていきます。
この段階で構成の変更が出るとかなり完成までの期間が伸びてしまうので、デザイン制作に入る前に構成の全体図を何度か確認して、あとから変更がないよう工夫しましょう。
コーディングとシステム構築【目安:1ヶ月~】
作成したデザインをweb上に表示できるようにするため、コーディングという作業が必要です。また、ホームページに必要な機能を実装するためのシステム構築も行います。
この工程はホームページの内容によってかなり変動するため、1ヶ月~という目安を提示しましたが、簡単なページであれば2週間程度で済むケースもあります。
テスト・確認【目安:2週間~1ヶ月】
ホームページが完成したら、最後に確認作業をおこないます。
動作に問題はないか、誤字脱字やリンク切れ(クリックしたときに飛びたいページにしっかり飛べるか)などを確認する段階です。
ここで問題がなければ、ホームページの完成です。
【依頼前に知っておきたい】ホームページ制作の費用と相場
ホームページを作りたいと検討する際、完成までの期間とともに気になるのが費用面かと思います。費用はサイトの構成やデザインの複雑さなどによりピンキリですが、一般的に企業のサイトは大体20万~30万円程度で作られることが多いです。
簡単なホームページなら10万円ほどでも制作することは可能でしょう。
とはいえ、デザインを凝ったりSEO対策を行ったりと、しっかりしたサイトになると50万~100万円ほどの費用が必要になることも珍しくありません。
どのくらいの規模間でホームページを作りたいのか、事前にしっかりと決めておき、予算を確定させましょう。
【注意】ページ数や内容によって納期は変わる
一般的な企業のホームページであれば3~4カ月程度が完成までの目安です。
とはいえホームページ制作は、作りたいページのこだわりの強さや、作成過程での要望変更の有無などのより大きく異なる場合が多いです。
あくまで目安程度に考えておき、実際の提案書などで期間を確認することをおすすめします。
制作期間を短くする為にできること
ホームページ制作を外注する際、完成までの期間を延ばしてしまう要因としてよく挙げられるのが、意思決定までに時間を多く要してしまうケースです。
社内で決定権のある人物と、事前にホームページ制作に関する要件や課題のすり合わせが出来ているとホームページ完成までがスムーズに進みます。
さらに制作会社との連絡を密に行うなど、コミュニケーションをしっかりとることも、いたずらに制作期間を延ばさないためのひとつの方法といえるでしょう。
ホームページ制作を依頼する際の5つのポイント
ホームページ制作を外注する際、より良いサイトを作るための5つのポイントを解説します。
今回紹介するのは次の5つです。
・要望や課題は明確に詳細に伝える
・複数の会社から見積もりを取る
・提案内容を確認して自社によりマッチしたものを選ぶ
・担当者との相性も大切
・ホームページが出来上がったあとのことも考える
要望や課題は明確に詳細に伝える
ホームページを制作するときは、「なんか、こう、かっこいい感じで…」というような曖昧な要望だと良くありません。
どのような感じのサイトを作りたいのか、どんな情報を載せたいのか、どんな機能がほしいのかなど明確な要望をハッキリと提示しましょう。
そうすれば、Web制作会社もキッチリとした提案と見積書をスムーズに作ることができ、完成までの期間短縮にもつながります。
複数の会社から見積もりを取る
ここの会社に依頼したいとハッキリ決まっている場合でも、3社ほど見積もりを取りましょう。会社によって費用や提案内容が大きく異なる場合が多いです。
しっかりと見積書を比較して、自社の予算に合った会社を選ぶことをおすすめします。
提案内容を確認して自社によりマッチしたものを選ぶ
見積書で費用の確認をすることも重要ですが、それと同時に提案の内容を確認して比較することも必要です。
費用面でかなりお得だと感じても中身を見ると作って終わりのような内容だったり、高いと感じる値段の提示をされていてもマーケティングまでしっかり考えて提案されていたり…。
費用だけでなく、内容も注視して、自社が求めるサービス内容の会社を選択すると良いでしょう。
担当者との相性も大切
数か月間、何度も連絡をとり密にコミュニケーションを取る相手ですから相性も重要です。担当者の力量でホームページ完成までの期間が伸びることも、早まることもあります。
担当者との相性と力量をよく吟味して、ともに自社のサイトを作り上げていきたいと思える人に依頼できるとより良いでしょう。
ホームページができあがった後のことも考える
ホームページを作って公開し、その後は放置…となると非常にもったいないです。
企業のホームページは会社のことを外部に知らせる役割だけでなく、採用・自社製品の紹介と販売促進・集客など様々なことに利用できます。
予算やホームページ制作の目的にもよりますが、マーケティングや広告などのサポートも行ってくれる会社を選ぶのもおすすめです。
ホームページ制作に必要な期間まとめ
本記事では、ホームページ制作を外注する場合に必要な期間の目安と費用について解説しました。
それぞれの工程ごとに期間を提示したため、より明確に完成までの流れが理解できたのではないでしょうか。また、おおよその期間を把握できたことで、完成までのスケジュールもより具体的に立てることができますね。
正確なホームページ完成までの期間はページ数などにより差はありますが、目安を理解したうえで、ホームページ完成までプロジェクトに取り組んでいきましょう。
本記事で示したホームページ制作にかかる期間は「プロに外注した場合」です。知識が浅い状態では、紹介した期間より遥かに多くの時間を要してしまいます。
もし、自社内でホームページ制作をするか迷っている場合は、社員の知識や経験を充分に考慮して決めると良いでしょう。。
弊社ではホームページ制作に関して以下の実績があります。
・年間5000サイト、2000アプリ以上の制作
・コロナ禍の中で5000社以上のIT相談を実施
ホームページ制作の外注をご検討の際は、是非ともお気軽にご相談ください。