ホームページを制作すれば売上はアップするのか?
ホームページ制作は自社の売上をアップさせるための目的ではなく手段です。ホームページを制作すれば自動で自社の売上が伸びる訳ではありません。
ホームページで売上をアップさせるためには、構成をしっかりと練る必要があります。
そもそも、ホームページを制作する目的とは?
まずは、企業や個人事業主がホームページを制作する目的について解説していきます。
ホームページは会社の顔
ホームページは、企業や個人事業主で取り扱う商品やサービスの宣伝効果があるだけでなく、自社の事業や特徴を全世界に向けて発信できるツールです。従って、ホームページは会社の顔になると言っても過言ではありません。
会社の顔に印象を付けるため、各社のホームページには様々な工夫が施されています。
半永久的に認知拡大に繋がる
ホームページは、顧客に対して直接的なアプローチをする訳ではないため、即効性はあまり感じられないでしょう。しかし、一度制作したホームページはドメインやサーバーが維持されている限り、半永久的に会社の認知を拡大させます。
長期的な宣伝効果をもつホームページを制作しておいて損はないでしょう。
営業0で企業のPRが可能
企業や個人事業主が自社のホームページを制作している場合、検索エンジン経由での顧客の流入を確保できれば自社からPRをせずとも安定的な集客が見込めるでしょう。
しかし、ページやコンテンツが少ないうちは、検索アルゴリズムやライバルホームページの出現により、集客数が大きく変動してしまうかもしれません。安定して継続的に集客するためには、適切な方法でページやコンテンツを追加していく必要があるでしょう。
掲載する情報を適宜追加できる
ホームページは有料広告と異なり、文字数に制限がありません。随時ホームページの情報を詳しく書き足したり、写真や動画を追加することができます。
ホームページで自社の商品やサービスの売上をアップさせたいのであれば、検索アルゴリズムを意識しつつ、自社の商品やサービスについて、わかりやすく丁寧に発信しましょう。
お問い合わせの窓口になる
通常、顧客が自社に対して問い合わせをする場合、営業時間外に対応することはできません。しかし、企業や個人事業主が自社の連絡先をホームページに掲載しておくことで24時間いつでも問い合わせを受け付けることができます。
直接は聞きにくいと感じていた小さな疑問でも、簡単なお問い合わせ窓口が存在していることにより、顧客は気軽に質問ができます。集客のきっかけにもなるお問い合わせ窓口を利用しない手はないでしょう。
ホームページ経由で売上アップに繋がらない3つの理由
企業や個人事業主が工夫を凝らして自社のホームページを制作しても、売上アップに繋がらない場合があります。なぜホームページ経由で集客を見込めないのか、売上アップに繋がらない3つの理由について解説していきます。
誰にも見られていない
ホームページを制作しても、誰にも閲覧されない可能性があります。原因としては、顧客がSNS上で探し求めている答えと一致せず、ホームページが表示されなかったり、ホームページの中身が顧客にとって魅力的ではなかったりすることが挙げられるでしょう。
顧客が知りたいポイントをしっかりと抑えたホームページを制作することが重要です。ライバルホームページとの差を付けるためにも、ホームページのコンテンツは顧客が求めている情報をよく分析しながら検討する必要があるでしょう。
ユーザーの求める情報になっていない
ホームページのメリットは、情報を必要としている顧客にピンポイントで情報を伝達することができる点です。しかし時にはこのメリットがデメリットになってしまいます。顧客が求めている情報や検索ワードをリサーチできていないために、自社とのずれが生じてしまい、最悪の場合検索結果として表示すらされない可能性があります。
検索アルゴリズムを意識しながら事前のリサーチを怠らないようにしましょう。
デザインばかりに注力してしまっている
ホームページのデザインに注力したからと言って、売上アップに繋がる訳ではありません。確かに「見た目にこだわる商品やサービス」を提供している場合はデザインにこだわったほうが良いでしょう。
しかし、ホームページ経由での売上をアップさせたいならデザインよりも構成に重きを置いて、ホームページ制作を進めていく必要があります。ホームページ制作にあたり、しっかりと顧客の目線に立っているかどうかを今一度確認してみましょう。
ホームページ経由で売上アップするための3つの法則
ホームページ経由で売上をアップするためには、様々な施策が必要となることがわかりました。ここからは、ホームページ経由で売上をアップするための3つの法則を解説していきます。
クリックしたくなるタイトル
ホームページ経由で売上をアップするためには、まずは顧客がホームページを開く必要があります。顧客が自社のホームページを開くかどうかの判断基準はタイトルです。タイトルを読み、必要としている情報が公開されていると核心を持った時、顧客は初めてホームページをクリックします。
顧客が検索するであろうワードを予測し、ホームページのコンテンツとのズレが無いタイトルを付けることが、ホームページ制作において重要となるでしょう。
ユーザーの悩み解決に繋がるコンテンツ
自社の商品やサービスの見せ方次第で売上は変動します。きれいな写真や動画を掲載すれば良い訳ではありません。顧客が何を求めて自社のホームページを閲覧するのか、そして商品やサービスを購入後に顧客は何を得ることができるのかなど、訴求のポイントをしっかり抑えたホームページを制作する必要があるでしょう。
顧客の悩みを解決に繋げることで満足度の高いホームページとなり、継続的な集客や売上アップが見込まれます。
成約に繋がるアクションをこちらから提示する
顧客が自社の商品やサービスを購入したいと考えた時、購入までのアクションが多いと購入するための情報入力がめんどくさくなったり、手順がわからなくなったりして、購買意欲を無くしてしまう可能性があります。
1人でも多くの顧客を成約に繋げるためには、誰でもわかりやすく、入力の手間を減らす構成を考える必要があるでしょう。
まとめ
本記事では、ホームページを制作することは売上アップに繋がるのか、ホームページ制作の目的や売上に繋がらない理由、売上アップにに必要な法則について解説しました。これらのことから、戦略的にホームページ制作を進めることが売上アップに繋がることが分かりました。
しかし、独自で戦略を練るだけではどうしても足りない箇所がでてしまい、結果的にホームページ制作に費やした時間が無駄になってしまう可能性があります。
効率的にホームページ制作を進めていくためには、ホームページ制作のプロが所属しているWeb制作会社に委託すると良いでしょう。Web制作会社の分析と確かな実績により、自社のホームページ制作は安心して委託できます。
弊社ではホームページ制作において以下の実績があります。
・年間5000サイト、2000アプリ以上の制作
・コロナ禍の中で5000社以上のIT相談を実施
ホームページ制作にお悩みがあれば、是非ともお気軽にご相談ください。