ホームページ制作時にSEO対策は必要?
「ホームページ制作時にSEO対策は必要なのか?」という議論が上がりますが、結論から申し上げると目的によります。ホームページといっても、種類や用途が様々なので目的によってSEO対策の必要性は変動します。
例えば、インターネット上の会社の顔となるような「コーポレートサイト」であれば、検索された時に上位表示されることで、会社自体の存在などを証明出来るため、検索上位表示が必要になります。
しかし、名刺代わりの「ブランディングサイト」であれば、SNSなどにホームページのURLを紐付けて、そのURL経由でホームページを閲覧されるため、検索上位表示をわざわざ狙う必要はないと言えます。
要するに、ホームページの役割によってSEO対策の必要性は変動します。しかし、どのようなホームページであっても検索で上位に表示されることはメリットしかありません。可能であれば、ブランディングサイトでもSEO対策を行っておくと予期せぬ反応をいただけるかもしてませんよ。
SEO対策にはどのような効果があるのか
「SEO対策が必要なことは分かったけど、実際にSEO対策を行ってどのような効果があるのか?」このように感じている方も多いかと思うので、ここからはSEO対策を行うことによる効果について解説します。
集客の促進
(出典元: Internet Marketing Ninjas)
SEO対策を行うことによる一番の効果は、集客の促進です。SEO対策を行うことで、検索エンジンからの評価が高まり、検索上位表示される可能性が上がります。検索順位が上がることで、ユーザーの訪問数も向上、結果としてページの閲覧数も上がります。
該当キーワードで検索上位を獲得するだけで、ユーザーの訪問数は大きく向上します。
企業の認知拡大のためにもSEO対策を行い、検索上位表示を狙うことはWebに参入するうえで必要不可欠なアクションとなっています。
また、検索上位表示されるだけでも閲覧数は向上しますが、検索順位1位を獲得出来れば非常に強いです。
上記図のように、検索順位1位と2位ではクリック率が10%以上も違うこともあり、可能な限り検索順位1位を狙うために、SEO対策はしっかりと行う必要があります。
経費の削減
SEO対策の効果の1つとして経緯の削減にも繋がります。Web媒体での集客となると、基本的には広告を活用して認知拡大を行うことがほとんどです。しかしSEOであれば広告宣伝費を掛けずに集客することも可能です。
広告宣伝には数百万円以上掛けている企業も少なくないため、そのような莫大な費用を削減出来るとなれば全てが利益になるため、間接的に売上の増加も見込めます。
ホームページ制作時に行うSEO対策8選
ホームページ制作におけるSEO対策の重要性を解説したところで、ホームページ制作時にはどのようなSEO対策を行うべきなのについて解説していきます。重要なSEO対策を8つピックアップしたので、1つずつこなして行くことをおススメします。
SNSでのシェア
SEO対策は、検索エンジンからの評価にはなりますが、評価を上げるためにSNSの存在は重要になってきます。SNSでホームページ、及びWebサイトがシェアされることで検索エンジンからの評価も高まります。
検索エンジンからの評価を高めるためにもSNSでのシェアも狙っていきましょう。
外部サイトからの被リンク
SEOからの評価を上げるためには、外部サイトから被リンクも重要になってきます。外部サイトから被リンクを獲得することで、検索エンジンから、外部のサイトでも引用されるほど質の高いコンテンツと評価され、ホームページ自体の評価が向上します。
キーワード選定
SEO対策を行うために、キーワード選定も必要になってきます。キーワード選定とは、検索上位表示を狙うための施策の1つで、需要がありつつも競合の少ないキーワードで記事を執筆することで、検索上位表示を狙います。
しかし、ブランディングサイトやコーポレートサイトでは難しいため、ホームページ内にブログやコラムという形式で記事を掲載していくことで検索上位表示を狙う施策となっています。
HTMLの最適化
SEO対策で検索上位表示を狙うためには、検索エンジンに正確に認識される必要があります。そこで重要になるのがHTMLの最適化です。ホームページの情報は、HTML形式で検索エンジンに伝達されます。
要するに、HTMLが乱れていると検索エンジンから正確に認識されず、評価を損なう可能性が高まります。検索エンジンが正確にホームページ内をクローリング出来るよう、HTMLの構造を整えておきましょう。
√パンくずリストをつける
パンくずリストとは、ホームページの訪問者が「今、ホームページ内の”どこ”にいるのか」を把握しやすくなるもので、ユーザビリティの向上に役立ちます。
また、ユーザビリティの向上のみならず、サイト内の階層構造をリンク形式で表示しているため、検索エンジンのクローラから見ても「道案内」の役割を果たし、SEOからも良い評価を受けるとされています。
ページ表示速度の改善
SEO対策には、検索エンジンのみならず、ユーザビリティの面でも気を使う必要があります。ホームページをクリックし、ページの表示速度が遅いだけで、ユーザーはページが表示される前に離脱してしまいます。
この場合、クリックはされましたが即時離脱されたと判断されるため、離脱率が高まり、SEO評価が下がります。間接的ではありますが、ページ表示速度が遅いだけでSEOからも良くない評価を受けるため、ページの表示速度が10秒以上掛かるようであれば改善が必要です。
質の良いコンテンツを増やす
SEO評価を高めるための本質として、質の良いコンテンツをホームページ内に増やすことが効果的です。ページ内のコンテンツの質が高ければユーザーの滞在率が上がり、記事と記事をリンクで繋いでおけば回遊率も高まります。
ホームページ内をグルグルと回遊してもらうことで離脱率、直帰率は低下、対して回遊率と滞在率は向上するので、検索エンジンからも良い評価を受けられます。
まとめ
本記事では、ホームページ制作時に行うべきSEO対策について解説しました。結果として、SEO対策はどのようなホームページでも行っておいた方が良いです。また、ホームページのみならずWebサイトは全般SEO対策を行っておくべきです。
本記事で解説したSEO対策はあくまで基礎中の基礎になっているので、本来であれば行うべき施策はまだ大量にあります。しかし、これら全てを社内で行うとなると専門的な知識が必要になり、効率的ではありません。
そこで、弊社でSEO対策を代行させていただきます。
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