ホームページの役割
ホームページに必要なページ数の前に、そもそもホームページはどのような役割を担っているのかについて解説していきます。簡単に説明すると、ホームページとは、インターネット上の名刺となる存在です。
ホームページがなければ、インターネット上にその会社は存在していないのと同義です。オフラインでは知名度があったとしても、オンラインで知名度がなければ全国に名前を轟かせることは難しいと言えます。
反対に、オンラインに強い会社であれば全国のみならず、海外進出も可能になります。つまり、オンラインでしっかりと知名度を高めることが出来れば、自ずとオフラインでも知名度は拡がっていきます。
このように、ホームページの担う役割は非常に大きいです。ホームページを制作していない企業は、ホームページを持っている同業他社に負けて確率が高まるといっても過言ではありません。
ホームページ制作で必要なページ数
ここからは、ホームページ制作で必要なページ数について解説します。正確に言うと、ページ数に規定はありません。しかし、最低限掲載する必要のあるページを列挙すると、最低でも5ページは必要になります。
最低限必要な5ページは以下の通り。
1.トップページ
2.会社概要
3.事業内容
4.採用情報
5.お問い合わせ
1項目ずつ、どのような内容のページなのかを深堀していきます。
トップページ
トップページとは、ホームページをクリックした際に一番初めに表示されるページ(ファーストビュー)になります。トップページはデザインやインパクトを重視した、離脱率の下がるようなページに仕上げる必要があります。
トップページというように、インターネット上での会社の顔になるため、第一印象で判断されるページです。印象を良くするためにも、興味付けの出来る画像などをしっかりと挿入しましょう。
会社概要
会社概要ページは、どのような会社なのかを明記するページです。会社概要を閲覧してもらい、訪問したユーザーの信頼を得る役割を果たすため、必要不可欠なペースとなっております。
また、ユーザーの信頼感を得るといった意味で、インターネット上での会社の名刺代わりになるページとも呼ばれています。会社概要に不適切な内容が掲載されていると、ユーザーからの信頼を失う原因になるため、会社概要は非常に重要なページになります。
事業内容
事業内容のページには、企業が提供している商品やサービスを掲載して販売促進を行っていくページになります。ユーザーは、事業内容のページを閲覧した上で興味を持ったら購入、契約という流れになるため、事業内容のページも非常に重要です。
商品・サービスをアピールするためにも事業内容ページは、デザインなども含めてしっかりと伝わるような内容に仕上げておく必要があります。営業時のプレゼン資料のように、情報を網羅できるページに仕上げると、とても効果的です。
採用情報
採用情報ページでは、会社が求めている人物像やスキルなどを掲載するページとなります。求人募集の際に、求人広告サイトなどに掲載するのにも費用が発生します。また、審査が入るため、文字数の制限や掲載できないような文言もあり、不便な点も多々あります。
そんな掲載できないような情報を採用情報で掲載しておくことで、求人広告サイトとのミスマッチを防ぎ、本当に求めている人材を選別する役割を担います。
お問い合わせ
ホームページを閲覧したユーザーが、企業と連絡を取る手段となるのが、お問い合わせページです。商品の取引、仕事の依頼、求人に応募するなど、全てにおいてユーザーからの提案はお問い合わせページを介して届きます。
要するに、お問い合わせページがなければ、ユーザーは企業側にコンタクトを取ることが出来ません。またお問い合わせページが入力しづらい、項目が複雑などの問題があるとユーザー離脱の原因となるため、お問い合わせページはシンプルにしておきましょう。
ホームページの検索順位を高めたい場合のページ数
ホームページに最低限必要なページについて解説しましたが、ホームページの検索順位を絵げたいと考えるのであれば、最低限の5ページだけでは難しいと言えます。具体的に、検索上位表示を狙う策として、ホームページ内にブログ・コラム記事を貯めていく必要があります。
SEOの性質上、最低限の5ページのみでは、他の同業他社と差別化を図ることが難しく、評価されづらいです。よって、検索エンジンに評価されるためには、ブログやコラム記事を貯めていき、評価される基盤を作り上げる必要があります。
そこで、どのような記事を執筆していけば、効率良く検索上位表示を狙えるのかについて解説していきます。
質の低い記事は逆効果
記事をたくさん貯めていくといっても、質の低い記事を書くことは逆効果になってきます。検索エンジン側も、記事の質やユーザーの満足度で評価しているため、ユーザーが求めているような記事を書くように心掛けましょう。
ビッグワードではなく、ロングテールキーワード
執筆する際、キーワードを選定する必要がありますが、選ぶべきはビッグワードではなくロングテールキーワードに絞りましょう。
・ビッグワード…転職
・ミドルキーワード…転職 エンジニア
・ロングテールキーワード…転職 エンジニア 初心者
このように、キーワードには3種類あり、その中でも3語の掛け合わせであるロングテールキーワードで記事を執筆するようにしましょう。
理由としては、ビッグ、ミドルまでのキーワードはライバルが強く、そもそも検索上位を狙うのが難しいキーワードだからです。ロングテールであれば、ライバルも少なく勝てる見込みのあるキーワードなので、弱いところから着実に検索上位を獲得していくのが最適です。
複数のキーワードで集客の入り口を増やす
上記の内容を基に、複数のキーワードで記事を執筆していくことで、記事経由で会社のことを知ってもらう機会を増やします。ホームページをそのまま会社名で検索されることはほとんどないため、業務に関連するキーワードで集客の入り口を増やすのがおすすめです。
まとめ
本記事では、ホームページ制作時に必要なページ数について解説しました。結果として、最低限必要なページ数は5ページ。
1.トップページ
2.会社概要
3.事業内容
4.採用情報
5.お問い合わせ
また、これだけでは検索しても上位に表示されることは難しいため、ホームページ内にブログやコラムという形式で記事を貯めていくことをおすすめします。
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