ホームページ制作,
ホームページ制作の定額サービスのメリット・デメリット
2021/07/08

毎月一定の料金を払うことで動画や音楽などサービスが使い放題になる
「定額サービス」が最近増えてきています。


実はホームページ制作にも定額サービスの波が押し寄せてきており、
毎月一定の料金を払うことでホームページが持てるようになっているんです。


でも動画や音楽の定額サービスに比べると、ホームページ制作の定額サービスって
どんなものか想像しにくいですよね。


そこで、ホームページ制作の定額サービスとはどういったものなのか、
一般的なホームページ制作に対してどういったメリットデメリットがあるのかを
詳しく紹介しましょう。

ホームページ制作の定額サービスとは

ホームページ制作の定額サービスは、毎月一定の料金をホームページ制作会社に
支払うことで、1からホームページを作って管理運用までしてくれるサービスのことです。


一般的なホームページ制作では、ホームページを1から作ってもらうだけで
20~30万円ぐらいの費用がかかってしまいます。


さらにホームページの運用までホームページ制作会社にお願いすると、
月2~5万円ほどの料金も必要となります。


ところが定額サービスであれば、少額の初期費用と月1~5万円ほどの料金を
払うだけで、ホームページ制作から管理運用までお任せすることができるんです。


事業者によっては少額の初期費用が発生することもありますが、
初期費用ゼロという定額サービスも珍しくありませんよ。


管理運用にかかる費用だけで比較すると、
一般的なホームページ制作も定額サービスも大きな差は無いです。


でも、定額サービスだとホームページを作るのに20~30万円といった
まとまったお金を用意しなくても良いんです。


なので、起業したての会社やお店、資金的な余裕があまりない小規模な事業者でも
定額サービスを利用すればホームページが持てますよ。

定額サービスで作ったホームページのクオリティは?

定額サービスでホームページが作れるのは良いんですが、まとまったお金を
払わないだけに作ってもらえるホームページのクオリティが気になるところです。


さすがに100万円200万円かけて作るホームページに比べれば、
定額サービスで作るホームページはクオリティ面で見劣りします。


しかし一般的な費用である20~30万円をかけて作るホームページと比べると、
クオリティでは決して見劣りしません。


ホームページのデザインやコンテンツは、テンプレートを使うんじゃなくて、
1から作ってくれます。


また、現在では欠かせない、
スマホやタブレットなど多デバイスに対応したホームページ制作も行ってくれるんですね。


事業者によっては有料オプションとなることもありますが、通信を暗号化するSSL対応、
検索結果の上位に表示させるためのSEO対策、アクセス解析やマーケティングの
ソフト設定なんかもしてくれます。


なので、20~30万円で作る一般的なホームページよりもクオリティが高くなる可能性も
ありますよ。


ただ定額サービスでは、公開後の更新やコンテンツ追加を前提とした
ホームページ制作を行うので、クオリティが高いものの完成度はあまり高くありません。

定額サービスでホームページを持つメリット

ホームページ制作で定額サービスを利用するメリットには
 ・費用をかけずにホームページが作れる
 ・解約が簡単
 ・複数のホームページを持ちやすい
などといったことがあります。


ホームページ制作に限らず定額サービスを利用する理由は、
安さと手軽さではないでしょうか。


定額サービスだと最初にまとまった費用を用意する必要が無いので、
資金的に余裕が無くても気軽にホームページを作ることができます。


また、ホームページ制作だけでなく公開後の管理運用までお任せできるので、
定額サービスだとホームページに関する知識が無くても手軽にホームページが
持てるんですね。

費用をかけずにホームページが作れる

ホームページ制作で定額サービスを利用する大きなメリットの1つが、
「ホームページを作るのにまとまった費用がかからない」ということです。


先にも書きましたが、一般的な会社やお店のホームページ制作では少なくとも
20~30万円ぐらいの費用が必要となります。


ページ数やホームページに付ける機能などによっては、
ホームページ制作にかかる費用が100万円を超えてくることもあるんですね。


経営が軌道に乗っている会社やお店なら、100万円は無理でも20~30万円ぐらいの
費用はホームページ制作のために用意できないこともありません。


ただ、今やホームページは会社やお店の経営を軌道に乗せるのに欠かせないツールで、
まだ経営が軌道に乗っていない会社やお店こそホームページが必要だったりします。


とは言え、経営が軌道に乗っていない会社やお店は、20~30万円でも
ホームページ制作のために用意することが難しいんですよね。


しかし定額サービスであれば、初期費用ゼロ・月々1~5万円の料金で、
20~30万円払った場合と同等以上のホームページを作ることができます。


ホームページを作るのにまとまった費用が用意する必要が無いというのは、
資金的に余裕が無い会社やお店にとっては大きなメリットですよ。

解約が簡単

定額サービスは、
ホームページが不要になった場合などに利用を簡単に止めることができます。


考えたくはありませんが、経営が上手く行かずに会社やお店を畳むことになったら、
ホームページは不要になりますよね。


会社やお店を畳まなくても、ホームページに思ったような宣伝効果が無ければ、
やはり不要となります。


そういった場合には定額サービスを解約するだけで、ホームページが閉鎖されて、
それ以上はホームページにお金を払わずに済みます。


一般的なホームページ制作だと、ホームページは買い取っているので、
ホームページを閉鎖する手続きも自分で行わないといけません。


また、ホームページを作るのにかかったまとまった費用はムダになってしまうんですね。

複数のホームページを持ちやすい

1つのホームページだけでなく、2つ3つと複数のホームページを作りたい場合には
定額サービスの方が有利です。


一般的なホームページ制作で複数のホームページを作ると、
作ったホームページの数だけ費用が嵩みます。


1つのホームページだけなら20~30万円で作れますが、同じ規模のホームページを
3つ作るとなると60~90万円かかりますし、運用にも費用が発生します。


定額サービスだと、ホームページ1つずつに月額料金が発生するものの、
月3~15万円でホームページが作れて運用までできるんですね。


例えば製造業者だと、会社の情報を掲載するコーポレートサイトと自社製品を
紹介・販売するサイトを分けるといったこともできますよ。


コーポレートサイトと販売サイトをプラスすると、ホームページの規模が大きくなりすぎて、
ユーザーが知りたい情報を探しにくくなる可能性があります。


しかしコーポレートサイトと販売サイトを分けることで、
ユーザーは簡単に欲しい情報を探すことができてユーザビリティがアップします。


また、Googleなど検索エンジンは、広く浅い情報を掲載するホームページよりも
1つのテーマで深い情報を得られるホームページを優良と見なす傾向があります。


なので規模の大きい1つのホームページを作るよりも、テーマを分けた複数の
ホームページにした方が検索結果の表示でも有利になる可能性があるんですね。

ホームページ制作で定額サービスを利用するデメリット

どんなサービスでも利用するかどうかを判断するには、
メリットとデメリットの両方を見る必要があります。


ではホームページ制作で定額サービスを利用するのにどんなメリットがあるかと言うと、
 ・更新などの作業をしなくても料金が発生する
 ・長期利用で費用が割高になる可能性がある
 ・解約するとホームページが閉鎖される
などとなりますね。


いずれもホームページ制作の定額サービスに限ったデメリットではなくて、
定額サービスそのもののデメリットといった感じでしょうか。


ただし、定額サービスを解約するとホームページが閉鎖されることは、
定額サービスの利用を検討する上で絶対に無視できないデメリットですよ。

更新などで作業をしなくても料金が発生する

定額サービスでは、更新や修正などホームページに関する作業をするしないに
関わらず、毎月一定の料金を払い続けないといけません。


ホームページ制作の定額サービスには、ホームページを作るのはもちろん、
公開後の管理運用まで含まれています。


最初の内は、コンテンツを追加したり誤字脱字などの細かい修正をしたりなど
何かとホームページに関する作業が必要です。


ところがホームページの完成度が高まるに連れて作業することが無くなっていき、
公開からある程度の期間が経過すると、
ホームページの管理運用で何も作業しない月というのも出てきます。


そういった何も作業しない月でも、
定額サービスである以上は料金を払わないといけないんです。


ただ、これは動画や音楽などの定額サービスでも同じことで、今月は1本も動画を
見ていない1曲も音楽を聴いていないからと言って料金の支払は免除されませんよね。


なので、利用するしないに関わらず料金を払わないといけないのは定額サービスでは
当たり前のことです。


また、料金以上に利用する月も当然ありますから、
それを考えると一概に作業をしない月に料金を払うことが損とも言えません。

長期利用で費用が割高になる可能性がある

定額サービスを長期間利用することで、
一般的なホームページ制作よりも費用が割高になる可能性があります。


例えば一般的なホームページ制作で、
ホームページを作るのに30万円かかったとします。


公開後の管理運用は自社で行い、サーバーやドメインの管理などに月5,000円の
費用がかかるとして、2年間ホームページを運用すると費用は総額で42万円です。


定額サービスの料金が月2万円だと、2年間継続して利用し続けると料金総額が
48万円となります。


一般的なホームページ制作だと初期費用こそ高額になりますが、
自社で管理運用を行えば公開後にはあまり費用はかかりません。


しかし定額サービスだと初期費用こそかからないものの、
管理運用まで任せることになるので公開後も一定の費用が発生してしまいます。


そのためホームページを管理運用する期間が長くなると、
定額サービスの方が費用が嵩んでしまうというわけです。


ただ、ホームページは1度作ったら終わりではなく、
公開してからある程度の期間が経過すると大幅なリニューアルが必要となります。


定額サービスだと月額料金の範囲でリニューアルをしてもらえますが、
一般的なホームページ制作だとリニューアルにまた高額な費用が発生します。


なので、大幅なリニューアルを必要としない2年や3年といったスパンで考えると、
定額サービスの方が割高になる可能性が高いです。


しかし大幅なリニューアルが必要な5年10年といったスパンで考えると、
定額サービスの方がお得になる可能性もあるんですね。

解約するとホームページが閉鎖される

定額サービスで作ったホームページは、
定額サービスを解約すると閉鎖されて使えなくなってしまいます。


一般的なホームページ制作では、完成した時点でホームページの所有権が
ホームページ制作会社からクライアントに移ります。


なので、公開後にホームページ制作会社との契約が終わったとしても、
ホームページは閉鎖されずに使い続けることができます。


ところが定額サービスでは、
ホームページ公開後も所有権はホームページ制作会社側にあり、
クライアントは料金を払ってホームページを使わせてもらう状態になるんです。


そのため定額サービスを解約すると、所有権を持つホームページ制作会社が
ホームページを閉鎖して、クライアントはホームページが使えなくなるというわけです。


先に紹介したデメリットはメリットと表裏一体の部分もありましたが、
解約するとホームページが閉鎖されることはデメリット以外の何物でもありませんよ。

まとめ

ホームページ制作の定額サービスについて、
メリットやデメリットなどを詳しく紹介しました。


今やホームページは宣伝ツールとして欠かせませんから、
資金面に余裕が無い会社やお店にとっては、
少ない費用でホームページが持てる定額サービスはありがたい存在です。


ただ、長期利用で費用が割高になることもありますし、何よりサービスを解約すると
ホームページが使えなくなってしまうという大きなデメリットもあります。


ですから安易に定額サービスを利用するのではなく、自社にとってメリットとデメリットの
どちらが大きいか考えて、定額サービスの利用を検討してください。


また資金的に余裕が無い起業したての頃は定額サービスを利用し、
経営が軌道に乗って資金的に余裕ができたら一般的なホームページ制作に
乗り換えるという方法もありますよ。

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