普段ネットで色んなホームページを見ていても、それがどのような工程で、
どういった流れで作られているのかまでは知らないことも多いんじゃないでしょうか。
ホームページ制作の工程や流れが分かっていないと、実際にホームページ制作に
携わることになった際に何から手を付けて良いのか分からなかったりします。
そこでホームページ制作会社に依頼した場合のホームページ制作の工程や流れ、
またクライアント側がするべきことなどについて詳しく見ていきましょう。
普段ネットで色んなホームページを見ていても、それがどのような工程で、
どういった流れで作られているのかまでは知らないことも多いんじゃないでしょうか。
ホームページ制作の工程や流れが分かっていないと、実際にホームページ制作に
携わることになった際に何から手を付けて良いのか分からなかったりします。
そこでホームページ制作会社に依頼した場合のホームページ制作の工程や流れ、
またクライアント側がするべきことなどについて詳しく見ていきましょう。
ホームページ制作をホームページ制作会社に依頼する場合、
まずは「ホームページ制作の基本方針」と「依頼するホームページ制作会社」を
決めることになります。
基本方針やホームページ制作会社はクライアント側だけで決めても良いですし、
Webコンサルタントなどの専門家にアドバイスしてもらうのも良いですよ。
制作を依頼するホームページ制作会社が決まったら、いきなりホームページ制作に
入るのではなく、机上で「ホームページの企画・設計」を行います。
最初に決めた基本方針を元にどういったデザインにするのか、どういった機能を
付けるのかなどといったことをホームページ制作会社を含めて話し合います。
企画・設計が終わったらホームページの開発が始まり、
制作会社との話し合いで決まった企画・設計通りにホームページを作っていきます。
ホームページが完成するとデザイン面や機能面をクライアントと制作会社が
それぞれチェックして、OKとなればホームページが公開されるんですね。
ですからホームページ制作の大まかな工程・流れとしては
1.基本方針を決める
2.ホームページ制作会社を選ぶ
3.制作会社を含めて企画、設計を行う
4.開発
5.最終チェックを経て公開
となります。
ホームページを作るとなったら、
まずはクライアント側で「ホームページの基本方針」を決めておきます。
基本方針と言うと大袈裟ですが、
簡単に言うと「何が目的でホームページを作るのか」ということです。
起業して間もない会社やオープンしたてのお店なら、
会社やお店の知名度アップがホームページ制作の第一の目的となります。
会社やお店の名前や存在がある程度浸透しているんだったら、売上や集客のアップ、
人材確保なんかもホームページ制作の目的となるでしょうか。
あらかじめホームページ制作の目的を決めておくことで、
ホームページ制作会社としても提案がしやすいですし、
費用や制作期間なども目途が立てやすいですよ。
「サンプル」となる他社ホームページを見つけておく
ホームページ制作の目的を決める際に、
できれば「サンプル」となるような他社ホームページを見つけておくと良いですよ。
漠然と「知名度アップ」「売上が上がる」ホームページと言われても、どういうものか
想像しにくいですし、人によって思い浮かべる理想形が違ってしまう可能性が高いです。
しかしサンプルとなる他社ホームページを設定しておくことで、
ホームページ制作の目的や方向性をしっかりと共有することができます。
またホームページ制作会社に依頼する時にサンプルとなる他社ホームページを
提示することで、クライアント側の希望や意図が制作会社側に伝わりやすくなります。
ホームページのターゲットを明確にする
会社やお店のホームページを作る場合には、
どういった人をターゲットにするかのも明確にしておいた方が良いですね。
ただターゲットと言っても
・30~40代の男性
・20代前半の女性
などといったざっくりしたものではなく、
「ペルソナ」と言われる架空のターゲットユーザーを作ってしまうんです。
例えば
・28歳の既婚女性
・夫と同じ食品メーカー勤務
・2歳の娘と生まれたばかりの息子が居る
・職場から少し離れた集合住宅に住んでいる
・趣味は料理
といった具合にターゲットとなる架空の人物を作り上げます。
ターゲットを架空とは言え1人の人物に絞り込むことで、
その人が興味を持ちそうなことや抱えてそうな悩みなんかも見えやすくなります。
そうするとホームページのデザインであったり盛り込むべき情報なんかも
分かってきますし、ホームページ制作の方向性がより鮮明になるわけです。
ホームページ制作の目的や方向性が決まったら、
実際にホームページを作ってもらうホームページ制作会社を選びます。
とは言え、初めてホームページを作る場合には、
何の情報も無しに数あるホームページ制作会社の中から
最適なホームページ制作会社を選ぶのは至難の業です。
人それぞれ得意分野があるように、
ホームページ制作会社に得意とする分野というものがあります。
美容室・ネイルサロンといった美容関係や製造業など特定の業界に特化した
ホームページ制作会社なんかもあったりします。
なので自社業界のホームページ制作を得意とする制作会社を探すところから
始めることで、自社に適したホームページ制作会社が見つけやすくなりますよ。
どうしても自社に適したホームページ制作会社が見つからない、
あるいは選び方が分からないという場合はWebコンサルタントなどに相談してみましょう。
自社で探すにしてもWebコンサルタントに相談するにしても、
最初から1社に絞り込むのではなく、3社ほどピックアップしてその中から選ぶように
した方が良いですよ。
1社だけだと費用や制作期間などが適正かどうか判断できませんから、
コンペのようにして複数社の中から1社を選ぶことで、
適正な費用や制作期間でホームページが作れる可能性が高くなります。
依頼するホームページ制作会社を選んだら、
ホームページ制作の企画・設計を行っていきます。
これまではクライアント側だけでの作業でしたが、
ここからはホームページ制作会社と協力して作業を行っていくことになります。
まずは最初に決めた基本方針を元により、具体的なホームページの方向性や目的を
決めたり、ホームページ制作の役割分担などをクライアントとホームページ制作会社を
交えて話し合います。
ここでクライアントとホームページ制作会社の間で、
ホームページ制作の方向性や目的をしっかりと共有させておかないといけませんよ。
クライアントとホームページ制作会社で認識が違うと、高い費用をかけて作ったのに、
思い通りのホームページにならなかったといったことになってしまいます。
ホームページ制作に関する認識をしっかりと共有するために、
概要や要件、工程などが記載された「要件定義書」を作成しておきましょう。
実際にどういったホームページを作るのかを決める
要件定義書を作ってホームページ制作の方向性が共有できたら、
次はどういったホームページを作るのかをより具体的に決めていきます。
いくらサンプルとなる他社ホームページがあっても、
いきなりデザイン制作やコーディングといった作業には入れません。
なので最初に決めた基本方針を元に、どういったデザインで、どういった機能を付けて、
どういうコンテンツを盛り込むのかなどを机上で決めていくんですね。
デザインや機能は、
クライアントの希望を聞いてホームページ制作会社が設計することになります。
コンテンツも基本的にそうなんですが、コンテンツとして掲載する情報であったり
写真などはホームページ制作会社で用意できないものはクライアント側で準備しましょう。
CMSを導入するか否か
ホームページ制作の企画・設計では、
「CMS」を導入するかどうかも決めておいた方が良いですね。
CMSは「Contents Management System」のことで、
ホームページの作成・更新が簡単にできるシステムのことです。
CMSを導入すると、用意されているテンプレートを組み合わせるだけで、
コーディング不要でホームページの更新や修正ができるようになります。
なのでホームページを運用・管理するのにホームページ制作会社の力が必要無く、
自社でできてしまうというわけです。
ホームページの運用・管理もホームページ制作会社にお任せしようと考えているので
あれば、CMSの導入は必要ありません。
しかし費用をかけずに自社で運用・管理をしようと考えているんだったら、制作の段階で費用がかかりますが、CMSの導入を検討しましょう。
話し合いを重ねて詳細なホームページのデザインや機能などが決まったら、
いよいよホームページの開発に移ります。
事前に決めたデザイン案をホームページの画面に落とし込み、
そこに色んなコンテンツを盛り込み、機能を付けていきます。
テンプレートを使わずに1からデザインを作ってコーディングすることもあれば、
テンプレートを使ってホームページを作っていくこともあります。
1からデザイン・コーディングをすると、オリジナリティのあるホームページが
できあがりますが、反面制作に時間と費用がかかってしまいます。
一方テンプレートを使う場合は、制作に時間と費用はかかりませんが、
どこかで見たことがあるようなオリジナリティのあまり無いホームページに
仕上がってしまう可能性があるんですね。
費用を抑えるならテンプレートを使う制作方法ですが、
知名度や集客などのアップ効果を期待するなら多少費用はかかりますが
1からデザイン・コーディングをして作ってもらうのがおすすめです。
ホームページの開発はホームページ制作会社が主に作業しますから、
クライアント側としてはほとんどやることはありません。
定期的に進捗状況を確認したり、ホームページに掲載する写真や資料の挿し替えを
指示するなどといったことぐらいで、基本的には完成までホームページ制作会社に
お任せすることになります。
完成したホームページを確認して公開
ホームページが完成したら、最終チェックをして問題が無ければ公開となります。
システムなど技術面のチェックはホームページ制作会社が行っていますから、
クライアントは誤字脱字や掲載情報に間違いが無いかをチェックします。
特に社名や個人名の漢字が間違っていることはよくあるので、
細かいところまでしっかりとチェックしないといけませんよ。
また制作期間中に社内で変更があったことが
ホームページにちゃんと反映されているかも、しっかりと確認しておきましょう。
例えば、役員の変更があったのに以前の役員名簿のままになっていないか、
採用情報が最新のものになっているかなどクライアントでないと分からない部分の
チェックは欠かせませんよ。
ホームページ制作の担当者としては、ホームページが完成して公開されると
一安心ですが、ホームページは公開後にも重要なことがあります。
CMSを導入しているのであれば、定期的な更新や情報の挿し替えなどホームページの
運用・管理を自社で行わないといけません。
なのでホームページが公開されたからと言って、
ホームページ関連の仕事から解放されるわけじゃないんですね。
また、作ったホームページをGoogleなどの検索エンジンで検索できるようにする必要が
あります。
Googleなどの検索エンジンは常時ネット上を巡回しており、
新しいホームページが公開されると自動的に検索できるようにしてくれます。
ただネットの世界は広いですから、自社の新しいホームページを検索エンジンに
すぐに見つけてもらえないことも十分にありえます。
なのでサーチコンソールなどのツールを使って、新しいホームページを公開したことを
Googleなどの検索エンジンにアピールするわけです。
取引先など社外に新しいホームページの存在を知らせる
Googleなどで検索できるようになっても
すぐにアクセスしてもらえるわけじゃありませんから、
取引先などに新しいホームページができたことを知らせることも必要となります。
ホームページの存在を内外に広く知らせるには、
やはり社員の名刺にホームページURLを記載するのが効果的です。
ただ、規模の小さい企業ならともかく、中規模程度の企業になると全社員の名刺を
ホームページURL記載のものに挿し替えることはすぐにはできません。
ですから早い段階で社員の名刺制作に関わる部署と話しをして、
ホームページが公開されたらできるだけ早くURL記載の名刺に挿し替えられるように
準備しておくことも必要かもしれませんよ。
ホームページ制作の工程・流れについて詳しく見てきました。
制作をホームページ制作会社にお願いした場合は、
ホームページ自体を作る作業のほとんどはホームページ制作会社が行ってくれます。
しかしホームページを実際に制作するまでの準備段階では、
ホームページ制作会社よりもむしろクライアントの方が重要な役割を担います。
なのでホームページ制作会社にお願いするにしても、
ホームページを作るとなった段階からしっかりと準備を始めるようにしましょう。
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