ホームページ制作,
ホームページ制作でワードプレスを使うメリットデメリット
2021/06/02

会社や個人のホームページを、
ノーコードツールである「ワードプレス」を使って自作しようと考えていませんか?


ワードプレスならプログラミングの知識が無くてもホームページが作れますし、
何よりワードプレス自体を無料で使えるのが大きなメリットですよね。


ただプログラミングの知識不要、無料で使えるなどのメリットがある反面、
ワードプレスにはデメリットも少なからずあります。


そこでワードプレスを使ってホームページ制作を自力で行う場合のメリットや
デメリットについて詳しく見ていきましょう。

ホームページ制作でワードプレスを使うメリット

ワードプレスを使ってホームページ制作を行うメリットとしては
 ・無料
 ・プログラミングの知識が不要
 ・プラグインを使うことでクオリティの高いホームページが作れる
 ・利用者が多い
などが挙げられます。


ホームページ制作でワードプレスを使う最大のメリットと言って良いのが「無料」で、
ワードプレスではホームページ制作に使う機能のほぼ全てが無料で使えるんです。


ノーコードツールはワードプレス以外にもたくさんあるものの、問い合わせや決済などの
機能をホームページに付けようとすると有料プランの利用が必須といったことも
少なくありません。


ワードプレスにも有料プランはありますが、有料プランだと使えるテンプレートの数が
増えるぐらいで、無料でも有料でもホームページ制作で使える機能はほとんど同じ
なんです。


なのでワードプレスを使えば無料でホームページが作れますし、
それなりにクオリティの高いものができますよ。

プログラミングの知識が不要

ワードプレスを始めとしたノーコードツールが画期的なのは、
ホームページ制作にプログラミングの知識が不要ということです。


これまではホームページを作ろうと思ったら、HTMLやJavaScriptなどの
プログラミング言語を使ってソースコードを書かないといけませんでした。


なのでホームページ制作の前にプログラミング言語やソースコードの書き方を覚える
必要があり、自力でのホームページ制作のハードルを高くしていたんですね。


ところがワードプレスなどのノーコードツールでは、
プログラミング言語やソースコードの書き方を知らなくてもホームページ制作ができます。


ホームページの背景となるデザインを決めて、
その上にウィジェットという部品をドラッグ&ドロップで配置していくだけでOK。


実際のホームページの画面を見ながら視覚的に作業ができるので、
ホームページ制作初心者でも失敗することが少ないんですよ。

ワードプレスはゲーム感覚でホームページ制作ができる

「スーパーマリオメーカー」というゲームをプレイしたことがある人なら、
ワードプレスでのホームページ制作はゲーム感覚でできますよ。


スーパーマリオメーカーでは、大元となるステージの好きな場所に敵キャラや
ブロックなどを配置して、オリジナルのステージを作ってプレイします。


ワードプレスでのホームページ制作も基本的には同じで、大元となる背景のデザインを
決めたら、テキストや画像などを好きな場所に配置していくんです。


ホームページ制作だと考えるから「難しそう」となるだけで、ゲーム感覚で
ホームページが作れると思ったら心理的なハードルは大きく下がりますよね。

プラグインを使うことでクオリティの高いホームページが作れる

ワードプレスには機能を拡張するプラグインが多数用意されており、
それらを上手く組み合わせることでクオリティの高いホームページ制作ができます。


例えば「BackWPup」というプラグインを使うと、
ワードプレスで作っているホームページを丸ごとバックアップできます。


ワードプレスではサーバー上でホームページを作っていくんですが、
サーバーにトラブルが発生した場合にワードプレスで作っているホームページの
データが消えてしまうことが無いとは言えません。


サーバートラブルなどで万が一ホームページデータが消えてしまったとしても、
BackWPupでバックアップしておけば簡単に復旧させることができるんですね。


それ以外にも、画像を自動的に圧縮してホームページの表示時間を短くする
「EWWW Image Optimizer」、問い合わせページが簡単に作れる「Contact Form7」など
色んな機能が追加できるプラグインがあります。


プラグインも無料で使えるものが多いですから、上手く組み合わせることで、
自分の理想に近くてクオリティの高いホームページを無料で簡単に作れますよ。

プラグイン同士の相性には注意が必要

ワードプレスでプラグインを使うのは良いんですが、
プラグイン同士の相性には注意しないといけません。


プラグインの中には、ワードプレスを提供している会社が提供しているものもあれば、
サードパーティによって提供されているものもあります。


そのためプラグインの組み合わせによっては、ワードプレスで作ったホームページの
表示が遅くなったり、ワードプレス自体が起動しなくなるといったことがあるんですね。


そのため、便利そうなプラグインを片っ端からインストールすると、
かえってワードプレスが使いにくくなってしまう恐れがあるわけです。


ホームページ制作で使うプラグインは必要最低限だけインストールするようにし、
長期間アップデートされていないプラグインはできれば使わないようにしましょう。

利用者が多い

ワードプレスは利用者が多いので、ワードプレスを使ったホームページ制作で
困ったことがあってもネットで簡単に問題が解決できます。


明確な統計データではありませんが、インターネット上に公開されているWebサイトの
10%近くがワードプレスを使られているというデータもあります。


全Webサイトの10%程度でも物凄い数ですから、
あらゆるタイプのホームページがワードプレスで作られているということになります。


そのため、どういったタイプのホームページ制作でも参考となる作り方を
ネットで見つけられる可能性が高いわけです。


またワードプレスで使う上であらゆるトラブルが全世界で発生しており、
その多くで解決方法が見つかっています。


ですからワードプレスでのホームページ制作で困ったことがあっても、
ネットで検索すれば解決策が見つかる可能性が高いんですね。

ワードプレスでホームページを作るデメリット

ワードプレスでのホームページ制作にはメリットもありますが、
反対にデメリットも少なからずあります。


ワードプレスでホームページを作るデメリットとしては
 ・ホームページを公開するためのサーバーやドメインは別途用意
 ・公式サポートが期待できない
 ・日本語対応が不十分
 ・クオリティの高いホームページを作るにはそれなりに知識が必要
 ・悪意ある第三者に狙われやすい
などが挙げられます。


他のノーコードツールだと作ったホームページを公開するためのサーバーやドメインも
提供していたりしますが、ワードプレスではサーバーやドメインの提供は行っていません。


そのためワードプレスで作ったホームページを公開するためのサーバーやドメインは、
別途用意しなければいけないんですね。


サーバーやドメインの利用には料金が発生しますから、ワードプレスは無料で使えても、
ワードプレスで作ったホームページを公開するには費用がかかってしまいます。

公式サポートが期待できない

ワードプレスでは開発会社による公式サポートはほぼ期待できません。


有料プランなら公式のサポートが受けられますが、メールやライブチャットでの
サポートであり、電話や遠隔操作によるサポートは受けられないんですね。


そのためワードプレスでのホームページ制作で困ったことがある場合には、
基本的にネットで解決策を探して自力で解決するしかありません。


先にも書いたように、ワードプレスの利用者は多く、
ネットで探せば大抵のトラブルは解決策が見つかります。


ただ利用者が多い分ワードプレスのトラブルに関する情報も多いので、
検索する際にキーワードで問題点を絞り込まないと自分が欲している解決策が
見つかりにくい可能性が高いですよ。

日本語対応が不十分

ワードプレスは元々海外の事業者が開発したツールであるため、
現状では日本語への対応が十分とは言えないんです。


ワードプレス自体は日本語に対応していますから、
日本語でのホームページ制作に大きな支障はありません。


ただワードプレスでのホームページ制作で使える日本語フォントが1つだけで、
テキストのフォント変更ができないのが大きなデメリットとなります。


フォントが追加できるプラグインを使ったり、ネットでダウンロードした日本語フォントを
ワードプレスにアップロードすることで、使える日本語フォントを増やせます。


しかし日本語フォントを増やすには多少手間がかかりますし、ECサイトなどで
ダウンロードした日本語フォントを使う場合には商用利用の許可を取らないと
いけなかったりしてちょっと面倒なんですよね。


またワードプレスの有料プランで受けられるメールやライブチャットでのサポートも、
日本語ではなく基本的に英語となります。


ホームページ制作に慣れているならともかく、初心者だとワードプレスの日本語対応が
不十分なことがストレスになる可能性がありますね。

クオリティの高いホームページを作るにはそれなりに知識が必要

ワードプレスは簡単にホームページが作れる反面、
クオリティが高いものに仕上げるにはそれなりに知識やスキルが必要となります。


あらかじめ用意されている部品を組み合わせてホームページを作りますから、
ワードプレスを使うとどうしても「どこかで見たことがある」感じになってしまいます。


ありきたりな部品を組み合わせてオリジナルティのあるホームページを作るためには、
デザインやレイアウトを相当工夫しないといけません。


ホームページのデザインを工夫するにはWebデザインの知識が必要ですし、
思い描いたデザインを実際のホームページに落とし込むにはホームページ制作の
スキルが求められます。


ワードプレスを使えば簡単にホームページが作れるものの、
自分の理想に近い形にするのは簡単じゃないんですね。

悪意ある第三者に狙われやすい

ワードプレスで作ったホームページは、
情報の抜き取りなどが目的の悪意ある第三者に狙われやすくなっています。


ワードプレスはノーコードツールとしてはかなりメジャーで、
世界中でたくさんの人に使われています。


その上オープンソースですから、
ワードプレス自体のソースコードは解析されてしまっているんですね。


そのため高い通信関係のスキルを持つ人にとっては、
ワードプレスで作ったホームページへの侵入はそれほど難しくなかったりするわけです。


ですからワードプレスを使ってホームページ制作を行う場合は、
ワードプレス自体はもちろんサーバーや制作中のホームページのセキュリティ対策も
厳重にしておく必要があります。


セキュリティ対策については他のノーコードツールでも重要ですが
、ソースコードが解析されているワードプレスではより重要ですよ。

プラグインを使ってセキュリティ対策

ワードプレスでホームページ制作を行う場合は、
プラグインを使ってセキュリティ対策すると良いですよ。


ワードプレスのプラグインには、
「SiteGuard WP Plugin」などセキュリティ関連のものもたくさんあります。


そういったセキュリティ関連のプラグインを使うことで、ワードプレス自体や
ワードプレスで作っているホームページにセキュリティ対策が施せます。


ネット上に公開するホームページのセキュリティ対策としては
「Web Application Firewall(WAF)」が有効だったりします。


WAFを使ったセキュリティ対策も有効ではあるんですが、
一部ではワードプレスとWAFの相性があまり良くないと言われています。


WAFを導入すると、ワードプレス自体が重くなったり起動しなくなったりといったことが
発生することがあるみたいです。


ホームページの安全性を考えるとWAFを導入した方が良いですが、ワードプレスの
操作性を考えるとWAFではなくプラグインでセキュリティ対策するしかないですね。

まとめ

ホームページ制作にワードプレスを使うメリット・デメリットについて詳しく紹介しました。


簡単に誰でもホームページが作れるのは大きなメリットですが、
サポート面やセキュリティ面の不安を考えると初心者はちょっと使いにくかったりします。


安全安心でクオリティの高いホームページを作るのであれば、ワードプレスを使って
自作するのではなく、ホームページ制作会社に依頼するのがおすすめですね。


多少お金はかかりますが、ホームページ制作会社なら自分の理想に近い形でなおかつ
知名度や集客などのアップといった効果が期待できるホームページを作ってくれますよ。

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