ホームページ制作時に必要なサーバーについて
ホームページ制作に必須であるサーバーについて詳しく解説していきます。サーバーとドメインはよく家で例えられます。
サーバー:土地
ドメイン:住所
そして、ホームページなど、Webサイトが家となります。
しかし、土地全体を購入してしまうと莫大な費用が掛かってしまうため、必要最低限の土地を借りてホームページを立ち上げます。土地を借りるということで、レンタルサーバーと呼ばれます。
このように、ホームページ制作においてサーバーは必要不可欠なため、サーバーについての知識をもう少し深堀していきます。
レンタルサーバーの選び方
サーバーをレンタル出来る場所はたくさん存在します。そこで、レンタルサーバーを選ぶ際のポイントについて解説していきます。レンタルサーバーを選ぶ際のポイントは大きく分けて4つあります。
1. 価格
2. 機能
3. セキュリティ
4. 常時SSL化が無料かどうか
上記4点を注目して見極めるようにしましょう。
価格面は、当然安い方がいいですが、安いには理由が付随します。必要不可欠な機能面をしっかりと搭載した上で価格面でも手の出しやすいサーバーを選ぶことが重要です。サーバーに必要な機能面とは、管理やドメインの取得、専用のメールアドレスを発行出来るかなどが挙げられます。WordPressとの紐づけは基本的にどこのレンタルサーバーでも可能とは思いますが、WordPressでホームページを制作する場合は事前に確認しておきましょう。
セキュリティ面も当然必要で、常時SSL化というインターネット利用時の盗聴やデータの改ざんを防ぐシステムも備わっているサーバーを選ぶようにしましょう。常時SSL化は有料になることも多いですが、レンタルサーバーによっては無料で常時SSL化が可能なものもあるため、契約前にチェックしておきましょう。
レンタルサーバーに掛かる費用
大手レンタルサーバー3社の費用感を表にまとめました。
レンタルサーバー名
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初期費用
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月額費用
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容量
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SSL
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ロリポップ
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1,500円
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100円~
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最大400GB
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共有SSL無料
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さくらインターネット
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1,029円
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129円~
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最大700GB
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独自SSL無料
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エックスサーバー
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3,000円
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900円~
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最大400GB
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独自SSL無料
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あくまで参考なので、実際に契約する際は各レンタルサーバーの料金をご確認ください。レンタルサーバーはそこまで価格の高いものではありません。費用削減といって機能の足りていないものを選ぶよりも、しっかりと機能面が充実しているサーバーをレンタルすることをおすすめします。
ホームページ制作時に必要なドメインについて
ドメインとは、前述のとおりホームページ制作における住所のようなものです。このドメインがないとホームページを制作することが出来ないため、アクセス出来るホームページを制作するためにも、まずはドメインの取得を始めましょう。
ドメインとは
ドメインとは、「http://〜」や「https://〜」などで始まるURLの中に含まれている「~.jp」や「~.com」、「~.net」などの部分のことを指します。このドメインが、インターネット上での住所の役割を果たします。
独自ドメインを取得する
ドメインには、「独自ドメイン」と「サブドメイン」の2つが存在します。基本的には、独自ドメインを取得してホームページの制作を進めていく方が良いとされています。サブドメインは、提供元の企業名がドメイン内に盛り込まれているため、自社のブランディング効果が弱くなってしまいます。
● 独自ドメイン:https://~~~.jp
● サブドメイン:https://〜~~.yahoo.jp
このように提供元の名前が入ってしまうと悪目立ちしてしまい、自社ブランディングの妨げになってしまいます。結果として、独自ドメインを取得してホームページを制作する方がSEO的にも効果が高いと言われています。
独自ドメインの取得方法
独自ドメインの取得方法は難しくありません。レンタルサーバー契約時に独自ドメインを1つプレゼントしてもらえることもあります。個別で取得する場合は、「お名前ドットコム」や「ムームードメイン」といったドメイン販売サイトで購入するだけとなっています。
ホームページ制作に必要な独自ドメイン取得時の注意点
独自ドメインを取得した方が良い理由を説明しましたが、独自ドメインであれば何でもいいというものではありません。ドメイン名には、ホームページやWebサイトに関連したものを並べた方が良いです。
例えば、建設会社のドメイン名であれば
「https://○○kensetsu.jp」
このように、事業に絡めたドメインにしておくことで、訪問したユーザーも建設会社なんだとすぐに理解出来ます。しかし、日本語でのドメインはNGと言われているので、極力避けるようにしましょう。
「https://○○建設会社.jp」
このような日本語でのドメインは避けた方がいいと言われています。理由として、日本語ドメインはWebサイトを表示している間は日本語で表示されるのですが、リンクをコピーした際に、アルファベットの文字列になってしまうため、どのようなサイトなのかが分からなくなってしまいます。
そのような事態を避けるためにも、独自ドメインはWebサイトに関連性のあるアルファベットで構成することをおすすめします。
まとめ
本記事では、ホームページ制作に必要不可欠なレンタルサーバー、ドメインの取得について詳しく解説しました。ホームページ制作は、専門用語が多数出てくるため、ある程度の知識がないと作業は難航してしまいます。
しかし、事業を立ち上げたのであればホームページはあった方が確実にメリットが大きいので、本記事、及び過去の記事を参考にホームページ制作に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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