ホームページ制作、及びWeb制作に役立つリサーチしておくべき市場規模
ホームページ制作が基本とはなりますが、アプリ制作やツールの開発など、Web制作全般に役立つリサーチしておくべき市場規模について詳しく解説していきます。Web制作も市場が広いため、各分野の市場規模について深堀していきます。
SEO市場
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語訳すると「検索エンジン最適化」となります。簡単に説明すると、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示するためにWebサイトを整えることを意味します。
検索エンジン側のアルゴリズムアップデートで検索順位が大きく変動してしまうことは避けようがないところですが、SEO対策を行うことで検索順位の変動を最小限に抑えられるようにはなります。
SEOにて検索上位表示を狙うマーケティング手法は、いわゆるコンテンツマーケティングに分類されます。Webサイトというコンテンツの上位表示を狙うマーケティングは、2021年現在も活用されています。
世界的な経済紙である「Forbes」の調査によると、2020年アメリカ企業はSEO関連サービスに800億ドル(約8兆8000億円)を費やすようになるとの予測を述べています。SEO市場が右肩上がりの状態となっているため、今後もSEO市場は拡大を続けると推測できます。
SNS市場
スマートフォンの普及に伴い、SNS市場も拡大しています。スマートフォン比率は2010年から2021年にかけて年々増加している状況となっており、 2010年の普及率は4%程度でしたが、2015年に5割を突破。 2019年に8割を超え、2021年には9割超えと言われています。
一般ユーザーがSNS上で有名になり、「インフルエンサー」と呼ばれるポジションが確立しました。また、それに伴い企業もSNSに参入し、ファッション、アパレル、化粧品など続々と企業が参入しています。
SNSとまとまっていますが、その中には
● Twitter
● Instagram
● YouTube
● TikTok
● Facebook
大きく分けて上記5つのプラットフォームを指すことが多いです。各プラットフォーム内のインフルエンサーマーケティングが伸びている傾向にあります。商品価値よりも、誰が紹介しているか、を顧はに重要視しています。
広告市場
Web広告市場は近年、成長の一途を辿っています。また、Web広告には種類が豊富なため、前述のSNSで出稿出来るSNS広告なども需要が高まっています。集客済みのプラットフォームであるSNSでの広告出稿は効率も良いため、今後も成長が期待されます。
また、その中でも「動画広告」の市場規模が非常に高くなっています。YouTube広告を皮切りに、TwitterやInstagramなどでも動画を活用した広告動画が普及し始めており、動画広告市場は拡大の一途を辿っています。
従来であれば、Webサイトに掲載するリスティング広告やディスプレイ広告が主流でしたが、現在ではSNSを活用した動画広告の方が宣伝効果が大きいとまで言われています。
市場規模拡大の要因
ここからは、Web制作の市場規模拡大の要因について詳しく解説していきます。Web制作市場の拡大にはどのような要因があるのかを理解しておくだけで、今度の動向や立ち回り、ポジションなども確立することが可能になるため、トレンドを把握しておきましょう。
インターネット技術の進歩
インターネット技術の進歩に伴い、Web制作の市場は高まっています。また、オンラインでの買い物の増加に伴い、各業界のECサイトなども増えました。これにより、インターネットに疎かった世代も徐々に利用する頻度が高まってきています。
また、インターネットが普及し始めた2,000年はインターネット=パソコンでしたが、2,020年時点ではユーザーはほとんどがスマートフォンでのブラウジングとなっています。インターネットの利用が日常になったことに伴い、市場規模も大きくなっています。
小規模・フリーランスエンジニアの増加
Web制作業界は大手会社が案件の大半を握っている、という印象を持っている方も多いのではないでしょうか。実はそんなことはありません。大手企業などは自社内のシステム開発から運用などを手掛けているため、他社の案件を回すような余裕がないというのが実情です。
よって、Web制作の案件を獲得しているのはほとんどの場合、小規模事業者、及びフリーランスのエンジニアとなります。大手企業は自社内でシステムを開発、運用まで行っているため、中小企業や個人事業主向けの制作を受け持つことが多くなっています。
アウトソーシング・クラウドソーシングでの受注
Webサイトの市場規模拡大に伴って、エンジニアの数も増えました。そのため、企業がWeb制作を担当できる社員を雇うという形式ではなく、アウトソーシングという形で外部に委託するという流れが増えてきています。
また、クラウドソーシングサイトで外注を採用して対応しているという企業も増えてきています。このように、正社員でなくとも案件を獲得出来るという環境になったこともあり、副業やフリーランスとしてWeb制作に取り組む方が増えています。
しかし、Web制作市場規模の拡大に伴い、エンジニアが増加。その結果、案件獲得のために価格競争に陥って、通常の相場を大きく下回ったような金額で制作を請け負っているユーザーも少なくありません。エンジニアの数は飽和しているという状況です。
まとめ
本記事では、ホームページ制作、及びWeb制作における市場規模について解説しました。インターネットが普及し始めた2,000年から20年でインターネット技術は非常に進歩して、今ではインターネットがないと仕事も生活もままならないような状況です。
よって、ホームページやWeb制作は企業の認知やブランディングのためには必要不可欠となっています。制作していない企業も少なくありませんんが、ホームページを制作している同業他社とは大きく差が広がっていることは明確です。
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