ホームページ制作,
ホームページ制作で予約システムを組み込むには
2021/07/02

飲食店や美容室などお店のホームページ制作で、
ネット予約ができるようにホームページに予約システムを導入しようと考えている
ケースも多いんじゃないでしょうか。


でも実際にホームページに予約システムを導入するにはどうすれば良いのか
分からないし、費用面の心配もありますよね。


そこで、飲食店などのホームページ制作で予約システムの導入方法や導入する際の
ポイントなどについて詳しく見ていきましょう。

ホームページ制作で予約システムの導入方法

飲食代などのホームページ制作で予約システムを導入する方法としては
 ・予約システムを自作する
 ・ホームページ制作会社に外注する
の2つが挙げられます。


自作する場合、シンプルな予約システムであれば、
ホームページ制作も含めて無料でできる可能性があります。


ただ思い描いている予約システムを作ることができない可能性もありますし、
予約システムに色んな機能を付けようとすると費用がかかってしまいます。


ホームページ制作会社に外注する場合は、
予約システムが組み込まれたホームページ制作を依頼するのが一般的ですね。


思い描いている予約システムが作れる可能性が高い反面、
ホームページ制作にかかる費用がとんでもなく高額になってしまう恐れもありますよ。

予約システムを自作する

予約システムを自作するにはコンピューター関連の知識が相当必要、
と思われがちですが、現在は誰でも比較的簡単に作ることができるようになっています。


従来は予約システムを作るにはプログラミングコードを書かないといけないので、
プログラミング言語やソースコードの書き方などが分かっている人にしか
できませんでした。


しかし現在はノーコードツールを使えば、プログラミングコードを書かなくても、
ホームページに予約システムが組み込めるようになっているんですね。


ノーコードツールの
 ・STORE予約(旧クービック)
 ・グーペ
 ・レゼルバ
 ・Wix
 ・WordPress(別途プラグインのインストールが必要)
などには、予約システムのテンプレートが用意されています。


それをドラッグ&ドロップの要領でホームページに配置して、テキストを編集したり、
画像や地図を貼り付けたりするだけでホームページに予約システムが導入できます。

ノーコードツールなら予約システムが無料で導入できる

ノーコードツールを使えば、
ホームページに予約システムを無料で導入することも可能なんです。


全ての機能を使うには料金が必要なものの、一部高度な機能を使えなくした
無料プランを用意しているノーコードツールも多くあります。


無料プランがあるノーコードツールをうまく活用することで、
予約システムを含めたホームページ制作が無料でできてしまうんですね。


先に紹介したノーコードツールだと、「グーペ」と「Wix」は予約システムの利用に
月額料金が発生しますが、それ以外は予約システムを作るのも使うのも無料です。

ノーコードツールだと思い通りの予約システムが作れないことも

ノーコードツールで予約システムを自作する場合、特に無料プランを利用していると、
思い通りの予約システムができない可能性が高いです。


プログラミングコードを書くのであれば、制約がありませんから、
予約システムに色んな機能を付けることができます。


しかしノーコードツールだと用意されているテンプレートを使うので、
用意されていない機能を予約システムに持たせることができないわけです。


もちろん有料プランを使えば色んな機能を付けることができますが、
それでも思い通りの予約システムができるとは限りません。


なので店側にとっても客側にとっても使いやすくて便利な予約システムを導入しようと
思ったら、お金を払ってホームページ制作会社に作ってもらうしかないんですね。

ホームページ制作会社に外注する

ホームページに予約システムを導入するのには、ホームページ制作会社に
予約システムが組み込まれたホームページ制作をお願いする方法があります。


ホームページ制作会社では、一部ノーコードツールを使うところもありますが、
基本的にプログラミングコードを書いてホームページ制作を行います。


そのためノーコードツールを使って自作するよりも、オリジナリティがあってクオリティの
高いホームページができあがるんですね。


もちろん予約システムもプログラミングコードを書いて作ってくれますから、
こちらの思い通りの機能が付いた予約システムとなります。

制作費用が嵩む

予約システムが組み込まれたクオリティの高いホームページができあがりますが、
ホームページ制作会社に外注すると制作費用が嵩んでしまいます。


通常のホームページ制作でも、
ホームページ制作会社に依頼した場合には20~100万円程度の費用がかかります。


さらに予約システムを構築するのに、シンプルなものでも数十万円、
色んな機能が付いた本格的なものになると数百万円の費用が追加でかかるんですね。


月1000人単位の大規模な予約システムが組み込まれたホームページを作るとなると、
制作費用が1000万円を超えることも珍しくありません。


小規模な飲食店などで月1000人単位の大規模な予約システムは必要ないでしょうが、
それでもホームページ制作だけで100万円前後の費用がかかる可能性は高いです。


お店がある程度軌道に乗って、広告宣伝費に予算を割けるのであれば、
ホームページ制作会社に外注するのもアリです。


しかしお店をオープンしたばかりだったりこれからオープンするんだったら、
ホームページ制作に100万円はリスクが高いのでおすすめできないですね。

予約システムを自作するノーコードツールを選ぶ際のポイント

ホームページに予約システムを導入する場合、
費用面を考えるとノーコードツールを使って自作するのがベターです。


しかし予約システムが作れるノーコードツールは先に紹介したもの以外にもたくさんあり、
どれを使って良いのかよく分からなかったりします。


そこで予約システムを自作するノーコードツールを選ぶ際には
 ・予約タイプ
 ・決済機能の有無
 ・セキュリティ対策
 ・無料プランの有無
 ・顧客情報の管理機能
などのポイントを押さえておくと良いですよ。

予約タイプ

予約システムと一口に言っても色んなタイプがあり、自分のお店に合ったタイプの
予約システムが作れるノーコードツールを選ばないといけません。


例えば飲食店などだと、19時から20時の間に30組まで予約可能、
といったような一定時間に一定数の受付ができる予約システムが必要です。


しかし美容室などだと、19時から20時に1~2組の予約、
といったように一定時間に限られた数しか受け付けられない予約システムとなります。


さらに、19時から20時といった予約時間を店側が決められるのか客側が
決められるのかでも予約システムが変わってきます。


ノーコードツールによっては作れる予約システムのタイプが限られている場合も
ありますから、自分のお店に合ったタイプの予約システムが作れるノーコードツールを
選ぶことが重要なポイントなんですね。

導入実績をチェック

自分のお店に合った予約システムが作れるノーコードツールかどうかを判断するには、
導入実績をチェックすると良いですよ。


ノーコードツールの公式サイトには、「こういったお店や企業がこのノーコードツールの
予約システムを導入しています」といった導入実績が掲載されていたりします。


その導入実績で、どういったジャンルのお店や企業がそのノーコードツールを
使っているのかをチェックするんです。


自分のお店と同じジャンルのお店や企業が導入実績に多く名を連ねていれば、
自分のお店に合った予約システムが作れる可能性が高いことになります。


反対に自分のお店とは違うジャンルのお店などが多く掲載されている
ノーコードツールだと自分のお店に合った予約システムは作れないかもしれないことに
なるわけです。


さらに導入実績に掲載されているお店や企業のホームページにアクセスして、
実際の予約システムの使い勝手を試してみるのも良いですね。

決済機能の有無

ノーコードツールでは、予約システムに決済機能を持たせることができるものもあります。


現状では予約システムに決済機能が必要でないとしても、
決済機能が付けられるノーコードツールを選んでおきましょう。


本来はホームページに決済機能を付けようとすると、
クレジットカード会社への申請などいくつかの手続きを行わないといけません。


書類の数も結構なものになるんですが、ノーコードツールであればそういった手続きや
書類無しでホームページに決済機能が付けられます。


忘年会などの時期には、飲食店に大人数での予約を入れておきながら
、当日来店しないといったトラブルがニュースになったりしますよね。


決済機能が無い予約システムだと無断キャンセルに店側は対処できませんが、
予約システムに決済機能を付けると無断キャンセルを防ぐことができます。


予約段階で代金の一部でも決済してもらっておけば、客側はキャンセルしにくく
なりますし、無断キャンセルされたとしても損害を最小限に抑えられます。

セキュリティ対策

ノーコードツールで予約システムを作る場合には、予約システムにしっかりとした
セキュリティ対策が施せるかどうかも重要なポイントです。


ホームページに限らず予約を受け付ける際には、予約するお客さんに
 ・名前
 ・電話番号
 ・メールアドレス
といった個人情報を提供してもらうことになります。


少なくとも予約当日まではそれらの個人情報を預かりますし、
決済機能が付いているとより高度なクレジットカード情報も取り扱います。


そうすると万が一にも第三者に情報を見られたり抜き取られたりといったことがあると、
お客さんに迷惑をかけるだけでなく、お店の信用問題に関わってきます。


なのでホームページに予約システムを組み込む場合には、
最大限のセキュリティ対策を施しておく必要があるわけです。


予約システムに十分なセキュリティ対策が施せるノーコードツールかどうかは
 ・SSL(通信の暗号化)対応
 ・情報漏洩対策
 ・個人情報の保護(ISMS認証、Pマーク)
 ・不正アクセス対策
などでチェックできますよ。


ノーコードツールの公式サイトで「セキュリティ」のページを探して、
SSL対応などについての記載があるかをチェックすれば良いんですね。


もしセキュリティのページに先に紹介ような項目の記載が無い、もしくはそもそも
セキュリティのページが無いようなノーコードツールは使わないようにしましょう。

無料プランの有無

予約システムを作るのにノーコードツールを使う時は、
無料プランで利用できるかどうかも確認しておくと良いですよ。


導入実績などから自分のお店に合った予約システムが作れるノーコードツールだと
思っても、実際に使ってみないことには自分のお店に合ってるかどうかは分かりません。


最初から有料で利用してしまうと、
作った予約システムが自分のお店に合ってなくてもしばらくは使い続けないと損です。


しかし無料プランならお試し感覚で利用できますから、もし自分のお店に合ってないと
感じた場合は別のノーコードツールに乗り換えることも難しくありません。


まず無料プランで予約システムを使ってみて、足りない機能や追加したい機能などが
分かってきたら、有料プランに切り替えて予約システムをカスタマイズすると良いですよ。

顧客情報の管理機能

今後の経営戦略のために、予約した顧客の情報を利用したい場合には、
ノーコードツールで作った予約システムに顧客情報の管理機能が付けられるかも
チェックしておきましょう。


お店や企業にとっては、利用してくれるお客さんの年齢層や人数などの情報は
今後の経営戦略を考える上で重要なものです。


ノーコードツールによっては、後で分析できるように、
顧客情報を予約システムで蓄積・編集できるようになっていたりします。


蓄積するのはあくまで年齢や来店した人数などの情報だけで、
名前や電話番号などの個人情報まで蓄積するわけじゃありません。


とは言え、ある程度の期間に渡って蓄積するわけですから、顧客情報の管理機能を
使うんだったらセキュリティ対策はより万全にしないといけないですよ。

まとめ

予約システムを組み込んだホームページ制作について詳しく説明しました。


ホームページに予約システムを導入することで、
予約業務に関わる手間が省けますから、間接的ですがコスト削減にも繋がります。


また24時間365日ネットで予約を受け付けてくれますから、
予約したいお客さんの取りこぼしも少なくなり、集客や売上のアップ効果も期待できます。


ノーコードツールで自作するにしろホームページ制作会社に外注するにしろ、
お店にとってもお客さんにとっても使いやすい予約システム作りを目指してくださいね。

あわせて読みたい
ホームページ制作を自分で!初心者向けの簡単な手順と無料ツールの活用法
ホームページ制作を自分で!初心者向けの簡単な手順と無料ツールの活用法

初心者向けホームページ制作の手順と無料ツールの活用法を紹介します。私自身が初めて作成した経験からアドバイスを共有します。難しく感じるかもしれませんが、この記事を参考にすれば誰でも簡単に素敵なホームページが作れます。手を動かして、魅力的なホームページを作りましょう!

よくある質問
お問い合わせはこちら
お電話でのお問い合わせはこちら
03-6866-7521

こちらのホームページは、株式会社アシストにより監修されています。同社は累計ホームページ制作数80,000社、MEO対策5,000社という豊富な実績を持ち、SEO検定やWEB解析士などの有資格者が多数在籍しています。そのため、ご覧いただいている本ホームページの内容には安心してご覧いただけます。ご不明点はお気軽にお問い合わせ下さい。

NEW
ARCHIVE
簡単30秒入力

株式会社アシストの
成功事例

株式会社アシストの
その他のコラム