ネイルサロンのホームページ制作で押さえるべきポイント
知名度や集客などのアップに繋がるネイルサロンのホームページを作るには
・ネイルサロンのコンセプトを明確にする
・メインターゲットを細かく設定
・ネイルサロンに求められている情報の掲載
・写真の活用
などがポイントとして挙げられます。
実際にホームページを知名度や集客などのアップに繋げているネイルサロンの多くは、
意識してるかどうかは分かりませんが、先のポイントを確実に押さえた
ホームページ制作をしているんですね。
漫然としたホームページ制作をしていると、
見ている人に「ありきたりなネイルサロン」という印象を持たれてしまいます。
先に紹介したようなポイントをしっかりと押さえたホームページ制作をすることで、
自ずと見ている人への訴求力が高まり、他店との差別化も図れますよ。
ネイルサロンのコンセプトを明確にする
ネイルサロンのホームページ制作では、
ネイルサロンのコンセプトを明確にすることがもっとも重要です。
どういったお店であるのか、何を得意とするお店であるのかをホームページで
アピールすることで、見ている人への訴求力を高めることができるんですね。
例えば、ホームページで爪のトラブル解消を専門的に行っていることを
強くアピールしているネイルサロンがあります。
深爪や巻き爪など何かしら爪のトラブルを抱えている人も多いですから、爪のトラブルを
抱えている人がこのホームページを見ると間違いなく興味を持ちますよね。
爪のトラブル解消はかなりニッチなコンセプトですが、このような他店との違いを鮮明に
アピールできるコンセプトをネイルサロンのホームページではアピールすることが
重要なわけです。
なのでまずは、他店との差別化が図れる自店の強みであったり得意とすることを
ピックアップして、何を一番強くアピールしたいのかを決めておかないといけませんよ。
メインターゲットを細かく設定
ネイルサロンのホームページ制作の際には、
自店のメインターゲットを細かく設定しておくと良いですよ。
一般的にネイルサロンの利用者は女性が多く、しかも比較的若い年齢層だったり
しますから、メインターゲットは20~40代の女性になることが多いですね。
ただ20~40代の女性は一般的なネイルサロンのメインターゲットであり、
この設定だとメインターゲットとするには幅が広すぎます。
なので例えば、40代女性をメインターゲットに据えて落ち着いた大人の女性のおしゃれ
としてのネイルを提供するサロンといった具合にメインターゲットの幅を狭めるわけです。
一般的なネイルサロンは若い女性客も多いので、
少し年配の方は気後れして利用しにくかったりします。
しかし落ち着いた大人の女性をメインターゲットにするネイルサロンであれば、
少し年配の方でも利用しやすいんですね。
派手なデザインを得意としていて繁華街の近くにお店があるなら、思い切って
20代前半の水商売系で働く女性をメインターゲットにするのもアリかもしれませんよ。
メインターゲットを細かく設定することでネイルサロンのコンセプトも決まる
ネイルサロンのホームページ制作ではコンセプトを明確にすることが重要と先に
書きましたが、メインターゲットを細かく設定すればコンセプトは自然と明確になります。
先の40代女性をメインターゲットした場合は、
お店のコンセプトは落ち着いた大人の女性のおしゃれといったところでしょうか。
20代前半の水商売系の女性の場合は、
男性の目を惹きつける派手でかわいいネイルがコンセプトとなりますね。
このようにメインターゲットを細かく設定することでネイルサロンのコンセプトが
決まりますし、ホームページ全体のデザインや雰囲気といったことも決まってきます。
ですからネイルサロンのホームページ制作では、最初にメインターゲットを
細かく設定するところから始めるのが良いかもしれないですね。
ネイルサロンに求められている情報の掲載
ネイルサロンのホームページ制作では、ホームページを見ている人が欲しいと
思っている情報を過不足なく掲載することも重要です。
ネイルサロンのホームページを見ている人の多くは、
ネイルサロンでネイルを施してもらいたいと考えています。
なので、このネイルサロンではどういったネイルが施せるのかをアピールする必要が
ありますから、過去に施したネイルの事例を写真で掲載しましょう。
ネイルの事例を見て自分に合っていると思ったら、
次はお店の雰囲気やどういった人がネイルを施してくれるのかが気になります。
そこでお店の雰囲気が分かる写真や店長・ネイリストの顔写真なんかも掲載することで、
ホームページを見ている人には大いに参考になりますね。
できれば実際にお客さんに対してネイルを施しているところの写真があると、
店長やネイリストのお客さんに対する接し方やネイルの施し方も分かって良いですよ。
ネイルサロンを選ぶ上では料金も重要な判断材料ですから、
明確な料金表も掲載しておくのが親切ですね。
ホームページを見てネイルサロンを利用しようとなったらお店の場所や連絡先を
知りたいので、
・住所、アクセス方法
・電話番号、メールアドレス
・営業時間、休業日
なんかも掲載しておくと、見ている人にとってはありがたいですよ。
ホームページを見ている人が欲しい情報が掲載されてなかったり、
余分な情報が掲載されていると、ホームページを閉じられて終わってしまいます。
なので見ている人がネイルサロンに求めている情報を過不足なく掲載することが、
ネイルサロンのホームページ制作では重要になるわけです。
ネイルサロンの連絡先は分かりやすい場所に掲載する
ネイルやお店などの写真、料金表などを掲載するとなると、
ネイルサロンのホームページは複数ページになります。
住所や電話番号などのネイルサロン情報は、複数ページのどのページからでも
分かりやすい場所に掲載しておいた方が良いですね。
例えばネイルの写真を見ていて利用したいと思っても、
お店の住所や連絡先が見つからないと「もういいや」となってしまいます。
なのでホームページを見ている人が利用したいと思った時にパッと連絡できるように、
住所や連絡先などの情報はどのページからでも見やすい場所に掲載しておいた方が
良いわけです。
ホームページに予約機能を付けるのもアリ
ホームページを見ている人が利用したいと思った時にすぐ予約できるように、
ネイルサロンのホームページに予約機能を付けるのもアリですよ。
ホームページを自作する場合は予約機能を付けることは簡単じゃありませんし、
ホームページ制作会社にお願いする場合でも予約機能を付けると費用が高くなります。
ただ電話やメールでの予約受付のみとなると、ホームページを見てから電話をかけたり
メールを送る前に考える時間ができて、予約するのを止めてしまう人も出てしまいます。
その点ホームページに予約機能があると考える間もなく予約ができますから、
集客アップの効果が大いに期待できるんですね。
予約機能の有無でホームページの広告宣伝効果が大きく変わる可能性があるので、
多少費用がかかってもネイルサロンのホームページには予約機能を付けた方が
良いんじゃないでしょうか。
写真の活用
先でも少し触れましたが、
ネイルサロンのホームページ制作では写真を活用することも重要な要素となります。
ネイルサロンのホームページを見ている人にとって一番重要な情報は、
何と言っても「どういったネイルを施してくれるのか」ですよね。
百聞は一見に如かずじゃありませんが、テキストで長々と説明するよりも写真を
1枚掲載した方がネイルのデザインは見ている人に伝わりやすいです。
またお店の雰囲気であったり、店長やネイリストについてもテキストでの説明よりも
写真の方が分かりやすいのは間違いありません。
ただ写真を多用しすぎると、Googleなどで関連ワードが検索された際の
検索結果表示で不利になる可能性があります。
明確に公表されているわけではありませんが、検索エンジンのアルゴリズムでは
画像や写真は十分な情報として読み込めないとされています。
そのため写真を多く使ったホームページは「情報量が少ない」と見なされて、
検索結果の上位に表示されにくくなります。
なので写真を掲載して終わりではなく、写真に説明文を加えるなどして、
写真とテキストのバランスを考えたホームページ制作が大切ですよ。
写真はプロのカメラマンに撮影してもらうべし
ネイルサロンのホームページに掲載する写真は、
できればプロのカメラマンに撮影してもらった方が良いですね。
同じものを同じ構図で撮影しても、プロと素人では写真の仕上がり具合が全く違います。
ライティングや場面の切り取り方などが違うだけで、
見ている人に与える印象が大きく変わってしまいます。
なのでどうせ写真をホームページに掲載するんだったら、
見ている人に良い印象を与えられる方が良いですよね。
それなら多少費用がかかったとしても、ホームページに掲載する写真は
プロのカメラマンに撮影してもらう方が良いというわけです。
ネイルサロンのホームページ制作を得意にしているホームページ制作会社
ネイルサロンに他店に負けない強みがあるように、
ホームページ制作会社にも得意としている分野があります。
ネイルサロンのホームページ制作を依頼するのであれば、
ネイルサロンに加えてエステサロンや美容室など美容系のホームページ制作を
得意とするホームページ制作会社を選ぶのがベターです。
美容系のホームページ制作を得意とするホームページ制作会社を
いくつかピックアップすると
・オレンジ
・エージェント
・リム
といった辺りでしょうか。
「オレンジ」は東京の会社で、美容系が得意と言うよりも美容系に特化した
ホームページ制作会社と言っても良いぐらいです。
2000件を超える美容系のホームページ制作のノウハウを生かして、
クライアントの希望に沿いつつ集客アップに繋がるホームページ制作をしてくれますよ。
「エージェント」は大阪のホームページ制作会社で、
こちらも美容系にホームページ制作会社となっています。
1500件以上の制作実績を誇り、
特にSEO対策やSNSとの連携といったサービスに強みがあるんですね。
ライト・スタンダード・オリジナルの3プランがあり、スタンダードとオリジナルでは
クーポンやブログのページを作ってもらうこともできますよ。
「リム」は神奈川の会社で、
美容系のホームページだけでなくチラシなどの印刷物も制作しています。
美容系のホームページに必要なシステム開発も行っており、
美容室・ネイルサロン専用の料金プランも用意されていますよ。
以上の3社以外にも、美容系のホームページ制作を得意にしているあるいは
特化しているホームページ制作会社が全国にあります。
予算などと相談しながら、自店に合ったホームページ制作会社を見つけてくださいね。
ネイルサロンのホームページ制作にかかる費用
ネイルサロンのホームページ制作にかかる費用の相場としては、
大体40~80万円といったところです。
格安のホームページ制作会社なら10万円以下で作ってもらうこともできますが、
テンプレートを使用することが多いので「どこかで見たことがあるような」デザインに
なってしまいがちです。
オリジナルで見ている人の印象に残るようなホームページを作るには、
少なくとも40万円ぐらいはかかると思っておいた方が良いですよ。
ホームページに掲載する写真をプロのカメラマンに撮影してもらったり、
ホームページに予約機能を付けたりすると、場合によっては制作費用が100万円を
超えてしまうこともあります。
まとめ
ネイルサロンのホームページ制作で押さえるべきポイントや
ネイルサロンのホームページ制作を得意にしているホームページ制作会社などに
ついて詳しく紹介しました。
ノープランでホームページ制作会社に丸投げでは、クオリティが高くても、
こちらの希望に沿ったものにならない可能性もあります。
ですからまずはどういったホームページを作りたいのかを固めてから、
ホームページ制作会社に相談するようにしましょう。