ホームページ制作におけるWebブランディングとは
ブランディングとは、企業の魅力や特徴を顧客や取引先に認知させることによって企業のイメージやコンセプトを高める、汲み取ってもらうことを目的としたマーケティング手法のこと。
同業種になると、どうしても競合他社のホームページと似たようなものになってしまいがちですが、そこにオリジナルとなる独自性を持たせることで差別化を図ることが出来るので、まずはデザインなどのイメージを固めることが重要になってきます。
ブランディングを確立することで、「どこの商品でもいい」という考えが消えて「ここの商品でないといけない」と確固たる意志を持った顧客を作り上げる役割も担うため、熱狂的なファンの構築にも役立ちます。
Webブランディングの5つのメリット
ここからは、Webブランディングを確立するメリットについて解説していきます。ブランディングは差別化、ファン化を行うためには必ず必要な要素となっているため、メリットについてしっかりと理解しておきましょう。
ブランド化して訴求できる
ブランディングという名のとおり、企業をブランド化して顧客や取引先に訴求することが可能です。これにより、競合他社との差別化や「この業種と言えばこの会社」のようなインパクトを与える効果もあります。
ブランド化して訴求することで、顧客や取引先の記憶に残りやすく、機会があった際にも思い出してもらいやすいという記憶定着の面で非常に効果的な方法となっています。
アプローチの幅が拡がる
ブランディングを行うことで、アプローチの幅が広がります。例えば、企業名や企業イメージ、コンセプトに加え、企業独自のキャッチコピーなどを作ることでマス広告やポスティングなど、アプローチの幅が拡がります。
ありきたりなものであればすぐに忘れられてしまいますが、デザインやキャッチコピーなどで他にはないような訴求をすることで既存顧客にはいなかったようなターゲット層にも新規のアプローチが可能です。
ユーザーの動向もチェックしやすい
Webブランディングによるホームページへの集客なので、ホームページへのアクセス解析やデータの取得などが容易に行えます。ポスティングなどでは、実際に読まれたのか捨てられたのかすら分かりません。
しかし、ホームページへのアクセスであればどのような流入経路からアクセスしたのか、気になる箇所はどこなのか、ホームページの滞在時間など、詳細なデータまでチェック出来るため、改善などもやりやすいというメリットがあります。
SNSなどでの発信にも繋げられる
企業のブランディングを行うことで、SNSやYouTubeなど多媒体での発信にも繋げられるようになります。競合他社と差別化を図れていない企業であればSNSを活用しても埋もれてしまいますが、オリジナルブランドとして確立していればSNSはとても有効です。
SNSでの発信により、既存顧客とは全く違った層にアプローチ出来るうえに、SNSでの更新が盛んであるだけでアクティブに活動している企業という良い印象も付随します。SNSでの発信は非常にメリットが大きいので、ブランディングをした際には始めてみることをおすすめします。
マス広告よりも参入障壁が低い
ブランディングせずとも、マス広告への出稿により認知拡大は可能です。しかし、マス広告は出稿している期間しか機能せず、出稿の度に費用がかかってしまいます。短期的に商品を売り出したいのであれば効果的ですが、一過性の集客になるため、使いどころが絞られます。
しかし、ホームページであれば長期的な宣伝効果を生み出すものであるため、1度制作してしまえばそれで終了です。広告出稿よりも費用はかかってしまいますが、半永久的な集客効果を見込めるという点で見ても、ホームページでのブランディングはコストパフォーマンスが高いといえます。
Webブランディングを確立する方法
Webブランディングのメリットを大きく感じられたところで、実際にどのようにブランディングを確立していけばいいのか分からない、という方のため、Webブランディングを確立する方法について解説していきます。
競合他社との差別化ポイントを把握する
まずは、競合他社との差別化ポイントを自社で把握しておく必要があります。
● 価格が安い
● クオリティが高い
● オプションが豊富
● アフターフォローが万全
このような簡単なものでも構いません。競合と比較した際の自社の強みをしっかりと書き出して、どのようなアプローチで顧客を獲得したいのかを明確にするところからブランディングは始まります。
イメージをデザインに反映させる
自社の強みが把握出来たら、そのイメージを基にデザインに反映させていきます。企業ホームページのトンマナ(トーン&マナー)はあるので、最低限トンマナに違和感を持たせないようなものに仕上げるよう意識しましょう。
基本的に、起業時に会社内のイメージカラーやロゴカラーのようなものが存在するかと思うので、そのカラーを基調としたデザインに仕上げると統一性も上がってキレイにまとまった印象を与えられるため効果的です。
多媒体と連携させる
ホームページのデザインなどが完成したところで、無名の企業にアクセスなんて来ません。ここで認知拡大するために、多媒体と連携させて発信していきましょう。TwitterやInstagram、FacebookにYouTubeなど、今は集客済のプラットフォームで溢れています。
自社にはどのプラットフォームが相性がいいのかを理解することで、集客効果が飛躍します。まずは全てに手を出してみて、反応を見て1つを極めて見るといいかもしれません。
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まとめ
本記事では、ホームページ制作でWebブランディングを確立させるメリットや、その方法について解説しました。Webブランディングの重要性に気付いていない、やり方が分からないという理由で取り組んでいない企業も多いです。
しかし、集客を求めているのであればWebブランディングは必須と言えます。ブランディングを行わなければ顧客は増えない、売上は上がらないという負のループに陥るばかりです。
SNSなどでの認知拡大を行うためにも、まずはホームページでブランディングのための施策を打ちましょう。
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