ホームページ制作のポイント:コンセプト
ホームページ制作する際に、大前提としてコンセプトを固めることが重要です。どのようなホームページを作成するのか、どのような目的でターゲットはどのようなユーザーなのかを明確にしなければ作っただけのホームページになってしまいます。
ホームページを制作する目的
ホームページを制作する目的は企業によって様々です。Web集客を狙うためのSEO特化サイト、名刺代わりのブランディングサイトなどホームページといっても目的や必要性は大きく異なります。
そのため、ホームページを制作する目的を明確にしておかなければ、必要のないホームページに仕上がってしまいます。これは、ホームページ制作会社に依頼する際にもヒヤリングされる部分となるため、ホームページを制作する目的は定めておきましょう。
コンセプトをまとめる
ホームページを制作する目的が明確になったところで、ホームページ内のコンテンツ、どのようなターゲットに向けたホームページなのか、出てきたコンセプト案をまとめて方向性を固めてからホームページの作成に取り掛かっていきます。
個々で出し合ったコンセプトをまとめずに制作に取り掛かってしまうと、作業途中の段階で方向性を見失ってしまう可能性が高くなるため、事前にコンセプトを固めて準備した上で制作に取り掛かっていくことが重要です。
ホームページ制作のポイント:ファーストビュー
ファーストビューとは、ホームページを閲覧した際に1番初めに目に入る部分のことです。このファーストビューの印象が良くない、インパクトが弱いというだけでユーザーは読まないと判断してしまい、離脱される原因になります。
ファーストビューでユーザーの興味を引き付ける、読む価値のあるWebサイトと思わせることでスクロールへ誘導出来るので、ホームページにおいてファーストビューは非常に重要な部分となります。
そこで、ここからはファーストビューでユーザーを離脱させないためのポイントについて解説していきます。
ユーザーの興味を引き付ける文章
ファーストビューで重要なのが、ユーザーの興味を引き付ける文章です。「キャッチコピー」とも呼ばれますが、先を知りたくなる、読みたくなるような文章設計をすることで悩みを解決してくれると思い込ませることが重要です。
分かりやすいリンク・ボタン
ホームページならびに、Webサイトにはテキストリンクや、ボタンリンクが設置されていますが、このリンクがデザイン重視の分かりにくいものになっているWebサイトが案外多いです。
人間心理として、「リンク=水色」というイメージが固着しているため、リンクの色を変更するのはおすすめしません。このように、踏んでほしいリンクに装飾などを施すことで逆効果となってしまうこともあるため、注意しておきましょう。
宣伝感を出しすぎない
ホームページやLPによくある例として、ファーストビューで大きく宣伝しているものが目立ちます。しかし、ユーザーは宣伝を嫌うので良くない印象を与えてしまい、イメージダウンに繋がる可能性が高いです。
アクセスしたユーザーに不信感を持たせてしまうと離脱に繋がるので、あくまで自然にターゲットの悩みを解決するような画像や文章でユーザビリティの高いファーストビューを構築しましょう。
誰が見ても分かるようなレイアウト
例えば、ホームページを訪問したユーザーが商品の料金ページに飛びたいと思った際に、料金ページがどこにあるのか分からないとストレスを与えてしまいます。このような機能性の悪いホームページは離脱率も上がり、SEOからの評価も下がるためレイアウトは分かりやすい明確なものが一番です。
ホームページ制作のポイント:ホームページデザイン
ホームページにおいて、企業のイメージを決めるのがデザインです。デザインがチープなものになっているだけで企業のイメージダウンに繋がってしまうため、デザインはブランディングのためにも非常に重要な要素となっています。
そんなホームページ制作時のデザインについて気をつけるべきポイントを解説していきます。
配色・トンマナ
ホームページの配色は、企業のイメージカラーに沿ったもので合わせましょう。トンマナ(トーン&マナー)とも呼ばれますが、企業イメージにそぐわない配色やデザインだと印象を変えてしまったり、悪くなってしまう可能性があります。
また、自社での制作であればトンマナを決めたうえでホームページ制作に取り掛かることが可能ですが、ホームページ制作会社に依頼するとなれば、ホームページ制作社とは別にデザイナーが在籍していることがほとんどです。
デザイナーの方とも、トンマナの擦り合わせをしておかなければ企業イメージとは異なったホームページに仕上がってしまう可能性もあるため、配色を含めたデザイン面はデザイナーの方としっかり打ち合わせをする必要があります。
レスポンシブデザイン
デザインとは、配色や画像のレイアウトだけではありません。PCで閲覧するか、スマートフォンで閲覧するかでも表示されるデザインが大きく異なります。そのため、スマホに対応させたレスポンシブデザインも重要な要素になっています。
現在では、Webサイトを訪問するユーザーの大半がスマホでの閲覧となっています。そのため、レスポンシブ対応していないというだけでユーザーにとっては使い勝手の悪いサイトとなり離脱率が上がります。
また、レスポンシブ対応していないWebサイトはSEOからの評価も下がってしまうため、機能性を重視するという意味合いでもレスポンシブ対応は必須となっています。ホームページ制作時にはレスポンシブ対応も併せて行っておきましょう。
まとめ
本記事では、ホームページ制作時制作時に気を付けるべき3つのポイントについて解説しました。自社で制作する場合はやり取りが円滑に進むのでいいですが、制作会社に依頼する際は、必要な情報やイメージ、コンセプトなどを資料にまとめて渡しておくと無難です。
また、制作会社に依頼する際は、SEO対策やWeb集客に強いホームページを作成するにはどうすればいいのかなど、制作会社側からも提案してもらい、効果のあるホームページ制作を心掛けましょう。
弊社でも、ホームページ制作を請け負っております。年間5,000サイト、コロナ禍でのIT相談なども実施しております。豊富な実績から、お客様の望むホームページを制作可能となっておりますので、お気軽にご相談ください。