試しに、「地域名 カフェ」などのキーワードを使ってGoogleやYahoo!で検索をしてみるとその理由がわかります。
上位に表示されるもののほとんどが、ぐるなびや食べログ、ホットペッパーなどの大手グルメサイトによる結果で、
いくらホームページで地域のカフェとして投稿をしても、ホームページが上位表示されるのは難しく、大手グルメサイトからの集客だけで十分であると言われる場合があります。
また、ホームページを見た人が、必ずカフェに訪れてくれるとは限りません。
ホームページを経由して足を運んでくれる客層を明確に把握するのは難しいため、必要性がわかりにくいとされることが多いです。
ホームページを制作するために必要な費用や運営するために必要な費用(サーバー代や更新にかかる手間)などを考えると、わりにあっているのか疑問であるといったカフェも多いです。
ホームページ制作を外注する場合には、制作費用が数十万円〜かかることが予想され、サーバー代は月々1000円〜であることが多く、情報の更新にも多少の時間がかかってしまいます。
コーヒー1杯が500円だとしても、2杯以上の費用を月々のホームページ運営にかけることを考えると不要であると判断するのも納得です。
FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSからホームページへ繋がるリンクがあれば、「行ってみたい」という興味を持って訪れてくれる人にもうひと押しすることができます。
現在では、このようなSNSでお店を知り口コミで人が集まることが珍しくありません。
SNSにホームページのリンクがなければ、「良さそうだけどお店に何があるのかよくわからない」とせっかくの見込み客を失ってしまうことに繋がります。
また、デリバリーによる集客にも強いです。
デリバリーを前提にお店を探している人は、ホームページから情報を得てから注文をする必要があります。
Googleマイビジネスやぐるなびなどの大手グルメサイトでは不十分なコーヒーや料理の情報、写真などをホームページにまとめておくことでユーザーに魅力を伝えられます。
提供できる商品1つひとつについて詳しく紹介できるのは、ホームページの特徴です。
ホームページの内容を充実させ、まとめて注文を受け付けられることを記載しておくなどの対応をすることで、企業からの注文を受けられる可能性が高まります。
企業は複数の注文をまとめて受け付けてもらえる店舗を探していることがあり、ホームページを運営、更新し、必要な情報が揃っている店舗であれば信頼にも繋がるため、企業からの声をかけてもらいやすくなるという利点があります。
Googleマイビジネスでは対応しきれない部分をカバーできるのがホームページの魅力です。
上記で、「地域名 カフェ」の検索キーワードに弱いと記述しましたが、地方の場合にはそうとは限りません。
地方に行くほどGoogleマイビジネスの登録をしていない店や情報を更新していない店が増えてきます。
だからこそ、Googleマップを利用せず、検索エンジンを利用してホームページからの情報を頼りにする人も珍しくありません。
店舗登録数が少ない地方エリアでは、必然的にホームページも上位に上がってきやすいです。
しっかりと情報を更新しながら活用をできるのであれば、地方カフェのホームページ制作でも意味を見出すことができます。