アプリ制作,
アプリ開発に必要なものってなに?必要なデバイスや、学ぶべきものまで詳しく解説!

私たちは日ごろから便利なアプリに囲まれて生活を送っています。生活に役立つアプリや娯楽のゲームアプリなど種類がとても豊富です。そんな中で自分でもアプリを開発してみたいという方もいるのではないでしょうか。

しかし、アプリを開発するといっても何が必要なのか、何をしなければいけないのか分からない方も多いでしょう。そこで本記事ではアプリ開発に必要な物について詳しく解説して行きたいと思います。

アプリ開発に必要なもの

ここではアプリ開発に必要なデバイスや技術について解説していきます。

パソコン

パソコンはアプリ開発において必需品です。アプリ開発に必要なツールを使用したり、プログラミングを書くことに使用します。中にはスマホで使用できるものもありますが、効率の面からみてあまりおすすめ出来ません。

iPhoneアプリならMac、AndroidアプリならWindowsのパソコンがおすすめです。また、選ぶ際にはスペックの低いパソコンは避けましょう。プログラミングは可能でも、快適性に欠けてしまいます。値段だけではなく、使いやすさや快適さも意識して購入または使用しましょう。

そしてもう一つ重要なのは、ノートパソコンを選ぶことです。ノートパソコンなら家の外にいても作業が可能で、場所を選びません。デスクトップPCとノートパソコンの両方を購入するという手もありますが、まずはノートパソコンを購入しましょう。

プログラミングスキル

自分のアイデアを実際にコードを書いて、アプリを動かすためにはプログラミングスキルが必要です。プログラミング学習サイトなどを用いて独学で勉強する、または効率とわかりやすさを重視してプログラミングスクールに通うなどをして技術を身に着けます。

最近ではコードを書かない「ノーコード」でアプリ開発を行えるツールも存在しているので、そちらを利用するのもよいかもしれません。

企画・構成力

アプリを開発していく中で企画・構成力は、アプリ開発を成功させるうえでとても重要です。人気のアプリを作るため、自社で使用するアプリを開発するため両方で大切になります。

まずはアプリを開発する目的を明確にすることが大切です。課題解決や目標達成のためにどんな手段を選び、どのような施策を行うべきかをしっかりと考えましょう。そうすることで、アプリ開発の先にあるゴールを明確にできます。

要件定義書

アプリ開発における要件定義とは、アプリを実際に作成する前に具体的にどのようにシステムを開発するのかを相談し、企画する最初の段階になります。それらを書物としてまとめたものが要件定義書です。

要件定義には2つの設計があり、アプリ開発において基礎となる外部設計と、ユーザーからは見られないアプリの裏側である内部機能を設計していく内部設計があります。どちらも要件定義において重要な項目なので覚えておきましょう。


このようにアプリ開発における要件定義書は設計図のようなもので、ここでミスがあると完成品に大きな影響を及ぼしてしまうので慎重に行いましょう。

テスト実行用のスマホ

開発しているアプリの動作や、不備を確認するために必要です。AndroidOSなのか、iOSなのか、それとも他のOSなのかによって必要な端末は異なります。

iOSならiPhoneで問題ないのですが、Androidではgalaxy、Xperia、AQUOSなど種類がたくさんあり、機種によって起り得る問題が変わるので多くの機種でテストする必要があります。

スマホアプリ開発で必要なプログラミング言語

ここではアプリ開発で必要なプログラミング言語について、iPhoneとAndroidの場合に分けて、特徴や機能について詳しく解説していきます。

iPhoneの場合:Swift・Objective-C

Objective-C
Objective-Cとは、C言語をベースにしてオブジェクト指向であるSmalltalkを取り入れて開発された言語です。

具体的には、
・iOSアプリの開発
・Windowsでの使用
・本格的なプログラミングの開発

などが可能です。


Swift
Swiftとは、Apple社が作った新しいプログラミング言語です。学習しやすく、これまでAppleで使われていたObjective-Cコードにも簡単に組み込むことができるという特徴があります。Swiftの登場によって、iOSやMacのアプリケーションはすべてSwiftで開発できるようになりました。

具体的には、
・iosアプリ開発
・Macアプリ開発
・applewatchアプリ開発

など、主にappleに関連するアプリの開発が可能です。

Androidの場合:Java・C言語

Java
Javaとは世界中で利用されており、OSに依存しないため汎用性の高いプログラミング言語です。Androidアプリの開発の他、webサイトやソフトウェア開発にも利用されています。

具体的には、
・Androidアプリ
・業務系システム
・webサービス

などの開発が可能です。

 

C言語
C言語とは、基礎知識から高い応用力まで幅広く習得できることから、プログラミングを学ぶ上で基礎になるプログラミング言語です。

具体的には、

・OSの開発
・ソフトウェアの開発
・ゲームの開発

などが可能です。

スマホアプリ開発の流れ

ここでは実際にスマホアプリを開発していく流れを順番に解説していきます。

必要なソフトウェア、ツールのインストール

アプリを開発する際にはまずOSに応じたソフトウェア・ツールをインストールする必要があります。Androidアプリには、AndroidStudio、iPhoneアプリにはXcodeが必要です。

デザイン・機能面・操作性を考慮して設計する

アプリを開発するのに大切な細かい部分についてです。画面やボタンの配置、音楽や効果音、使いやすさなど使用すると想定されるユーザーを意識して設計を行いましょう。

制作開始

ここまで来たらいよいよアプリの制作に入ります。作成した要件定義書を参考にしながらプログラミングのコードを書きます。

動作確認のテスト

アプリの製作が完了したら、完成したアプリの動作確認テストを行います。設計に従って制作を行っていても、不具合が生じてしまうことがあります。アプリをリリースする前に不備を確認して修正しましょう。

また動きや見た目だけではなく、見えない部分のデータや不具合についても確認が必要です。

完成したアプリを申請・公開

テストで生じた問題を解決したら、いよいよアプリをストアに申請して公開します。iPhoneアプリならAppleStore、AndroidアプリならGooglePlayに申請し、審査が通れば公開可能です。

アプリを公開する際には、アプリの名前や料金、紹介文などに工夫を加えることでヒットアプリになるかが決まります。ぜひ魅力的なアプリを制作できるよう、自分なりの工夫を凝らしてみましょう。

まとめ

本記事では、アプリ開発に必要なものについて解説してきました。このようにアプリ開発には多くのものが必要であり、また知識も無ければいけません。

これらを一から自分で勉強して、アプリ開発をするとなると大変な労力が必要となり、現実的ではありません。企業などがアプリ制作をしたい場合は、学ぶよりも外部に委託した方が早いです。また、ホームページも同様で外部に委託した方が効率的です。

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