アプリ制作ではMac?MacとWindowsの違い
アプリ制作を行うにあたり、新たにパソコンを購入する人もいるかもしれません。
「MacとWindowsは知っているけれど両者の違いは…」など、何となくしか把握していないMacとWindowsですが、この2つの違いはOS(オペレーティングシステム)にあります。
OSについての詳しい説明はやや難しいので今回は省略しますが、MacのOSは「OS X」や「MacOS」と呼ばれ、WindowsのOSは「Windows」と言います。
MacはOSからパソコンまでApple社が製造しているのに対して、WindowsはMicrosoft社が製造し他のメーカーがパソコンを作っているのが一般的です。
その他、パソコンの値段に関しても様々なメーカーが製造するWindowsのパソコンは価格幅も広くデザインも豊富、その一方でMacのパソコンはApple社のみが製造しているので価格やデザインはApple社がリリースしたもののみになります。
ここからは、アプリ制作にはMacがいいといわれる理由についてです。
Macでアプリ制作を行うメリット
ここでは5つのメリットを紹介します。
①制作できるアプリが多い
②Windowsも使用可能
③機能性や効率性
④UNIXコマンドを初期状態から使用可能
⑤優れたデザイン性
順番に詳しく解説します。
①制作できるアプリが多い
アプリには、iOSアプリやAndroidアプリなどいくつかの種類がありますが、Macの方が国内のiOSシェアの高さからも制作できるアプリの数は多いです。
日本でのiOSシェアは7割で、今後もiOSアプリ開発の需要は高まることが予想されます。
iOSアプリ制作には、Apple社が提供する「Xcode」というソフトを使用するのが一般的で、このXcodeのインストールにはMacが必要になります。つまり、シェア率の高いiOSアプリを制作するにはMacがマストというわけです。
②Windowsも使用可能
これは意外かもしれませんが、MacのパソコンではWindowsを利用することも可能です。
仮想環境としてインストールできる機能が搭載されており、Windowsパソコンを購入しなくてもWindowsを利用できます。
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③機能性や効率性
Macのパソコンは、基本的に省スペースで高い処理能力を誇るので快適にアプリ制作を行えます。
特に低スペックのWindowsのパソコンだと機能性や効率性が極端に低くなり、あまりおすすめできません。
また、RubyやPython、PHPなどのプログラミング言語もMacの方がツールの関係上、効率的に開発が可能です。
また、アプリ制作などプログラミングでは基本的に英字を用いるため英字キーボードを選択できるMacにはメリットがあり、実際、英字キーボードの入手のしやすさからMacを選択しているというエンジニアの方も多いです。
④UNIXコマンドを初期状態から使用可能
今世の中にあるプログラミングのドキュメントの多くはUNIXコマンドを使用しています。
MacではUNIX/LINUX環境を前提にしたチュートリアルが多いので、プログラミング学習における不便さはあまりありません。
⑤優れたデザイン性
「アプリ制作をするのにデザインは不要じゃない?」と思うかもしれませんが、大切なポイントでもあります。
Macのパソコンはシンプルでデザイン性に優れておりカフェなどでの作業にもとにかく映えます。アプリ制作を行うエンジニアは外出先でも作業をすることがあるのでやはりデザイン性は外せないポイントで、Macの軽量かつコンパクトというのも嬉しい要素でしょう。
どのMacパソコンを選ぶかにもよりますが、ノートパソコンタイプのMacBook12インチであれば重さはわずか920gで充電も長時間持続します。
まとめ:Macパソコンで効率的にアプリを制作しよう!
いかがでしたか?今日は、Macでアプリ制作を行うメリットについてでした。
iOSアプリの多さやMacパソコンの機能や利便性、デザイン性などMacには数多くのメリットがあります。
あなたもMacのパソコンで効率的にアプリ制作を行ってみてはいかがですか。