様々な企業がSNSに参入し、SNS経由で集客を行なっているという企業も増えてきました。しかし、企業がSNSに参入することで本当に集客効果を生むのでしょうか?本記事では、企業がSNSを運用するメリット・デメリットについて解説していきます。
企業がSNSを運用するメリット
ここからは、企業がSNSを運用するメリットについて解説していきます。SNSを運用するメリットは大きく、企業が続々と参入しているという現状です。具体的にはどのようなメリットがあるのか、4つに分けて紹介します。
対個人との関係性を構築出来る
従来では、企業がユーザーである対個人とコミュニケーションを取り、関係性を築くというのは難しいとされていました。しかし、SNSというプラットホームにより企業が対個人とコミュニケーションを取るという機会も増えてきています。
SNSには、投稿に対してリアクションする機能が付いているため、ユーザーも企業に気軽に接することが可能になりました。これにより、企業という堅いイメージが払拭され、ユーザーからファンに育成することも容易になりました。
広告費の削減に繋がる
商品やサービスを宣伝、認知を広めるためには、広告を出稿するというのが基本的な流れでした。しかし、SNSを活用することで広告費を割かずに宣伝することが可能になりました。
SNSでの定期的な発信により、認知を拡げ商品の宣伝にも繋がります。また、アカウントを強化してフォロワーを増やしていくことでアカウント自体が価値を持つため、広告を出稿せずとも十分な広告効果を生み出します。
広告効果に即効性がある
SNSでの発信による効果は即効性を持ちます。リスティング広告などであれば、反映までに最短でも10分はかかるとされていますが、SNSであればリアルタイムで投稿が反映されるため、トレンド性の高い発信で効果を発揮します。
例えば、バックエンド商品がある場合「1時間限定でセール価格」にお値下げします、という投稿をします。このような場合、SNS以外の広告であれば情報の周知までに1時間以上かかるということがほとんどです。
しかし、SNSでの発信であれば投稿後すぐにタイムラインに反映され、ユーザーからの反応を受けられます。また、拡散性が高いという特長もあるので即効性の高い広告効果が期待出来ます。
効果の測定が容易
SNSには、「アナリティクス」というデータ分析の機能が無料でついています。このアナリティクスでデータ分析することにより、反応の良い投稿、購買に繋がっている投稿などの測定が容易に行なえます。
SEOでのデータ分析も外部ツールを使うことで無料で行なえますが、不明確な部分があるため確実ではありません。その点SNSは、SNS内にアナリティクスの機能があるため、正確なデータを抽出することが容易です。
企業がSNSを運用するデメリット
ここでは、SNS運用のデメリットを3つ解説します。メリットが大きいSNS運用ですが、取り返しのつかないようなデメリットも存在するため、しっかりと理解したうえで運用を開始しましょう。
専門的な知識を要する
SNS運用は、従来の集客方法とは全く異なる集客方法です。リスティング広告のように対策キーワードを選ぶこともなければ、ポスティング用のデザインを考える必要もありません。
企業はSNSの運用経験がない場合が多く、集客効果を見出せる運用を出来ていないことがほとんどです。SNS運用には従来の集客方法とは全く別のアプローチが必要になるため、専門的なSNS運用が出来ず、アカウントを放置してしまうことも珍しくありません。
炎上のリスクが生じる
SNSの特長である拡散性の高さが原因で、炎上してしまうリスクが生じます。「SNS担当者の不適切な発言」や「会社の不祥事」などで良くない印象がユーザーに拡散されてしまうこともあります。
炎上してしまった場合、SNSのアカウントが集中的に攻撃され誹謗中傷を受けてしまうことも珍しくありません。SNSを運用する際は、細心の注意を払って些細なリスクも回避していくよう心掛けましょう。
中・長期的な運用が必要
SNSで集客を狙うためには、中・長期的な運用が必要になります。フォロー・フォロワーがゼロから始まるため、影響力を持つアカウントに育て上げるには時間を要します。
質の高い投稿を徹底し、フォロワーにとって価値のある情報を提供していきましょう。
Instagramなどでは、フォロワー1万人を超えないと解除されない機能もあるということで、目指すべき基準はフォロワー1万人となります。これを短期間で狙うのは困難であるため、中・長期的な運用が必要になります。
企業がSNS運用始めるなら
企業がSNS運用を始めるなら、「Instagram」から始めるのが良いです。Instagramは視覚で訴求するSNSなので、商品やサービスの魅力がダイレクトに伝わります。また、画像や動画を投稿するというスタイルなので、テキストが苦手な方でも運用しやすいというメリットがあります。
Instagramはマネタイズの側面も強く、集客効果も高いため他のSNSよりも参入障壁が低く正しい運用を継続することで伸ばしやすいプラットホームと言えます。しかし、伸ばしやすいといっても短期間では難しいため、こちらも中・長期的な運用は必要になります。
まとめ
本記事では、企業がSNSを運用するメリットについて解説しました。最後に、本記事の内容を簡単にまとめると
● SNSを運用することでユーザーと関係を構築できる
● SNS発信により、広告費を掛けずに即効性の高い広告効果を期待できる
● 広告効果の測定も容易に行なえるため、施策・改善に繋げやすい
● 従来の集客方法とは異なるため、思うように進まず放置してしまうことも
● 炎上のリスクもあるので適した運用方法を徹底して、誤った情報拡散を防ぐ
● 開設1か月で集客出来るようなものではないため、中・長期的な運用が必要
このような内容でした。
企業がSNSを運用するメリットはたくさんありますが、運用が上手く行かず放置してしまうというパターンも少なくありません。SNS運用のメリットを最大限に活かすためにも、SNS運用代行というプロに頼ることも1つの手段です。
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