そもそも、マーケティングの基礎とは何なのかについて解説します。
マーケティングとは、商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称とされています。市場活動や販売戦略と呼ぶこともあります。
また、商品が売れるまでの流れは以下のとおりです。
1. 注目
2. 興味
3. 検索
4. 比較・検討
5. 行動
6. 共有
これがマーケティングの基礎となります。SNSには、これらの要素が全て備わっているのでこれを使わない手はありません。今や広告運用よりも集客効果が出ているという話も出てきているほどです。
従来の集客方法である広告訴求は、広告を出稿している期間しか表示されない一過性のものでした。しかし、SNSはアカウントを育てていくことで影響力が拡大するので時間を掛けてアカウントを育てることで中・長期的な宣伝効果を得ることが可能です。
SNSアカウントの影響力についてに知見があるにもかかわらず、SNS運用を諦めてしまう企業が多いため、まだまだSNSはブルーオーシャンという状況です。今からでも遅くないので参入しておきましょう。
SNSを活用することで、集客を行ない販売促進に繋げることが可能です。ここで重要なのが「親近感」と「最新の情報」ということです。この点は広告やホームページなどの集客では難しいのでSNSの強みといえます。
企業がSNSで集客するといっても、一般のSNSユーザーには分かりません。企業の投稿に興味があればフォローする、共有したければ拡散するといったユーザー主体で行動を起こすため集客、宣伝されているという意識が非常に低いです。
人は押し売りを嫌うため、自発的に興味を持ち行動を起こすという流れは企業側にとってもありがたい流れといえます。重要なのは、日頃の発信内容に依存するということなので、インプレッションの稼げる、興味を引くような発信を行ないましょう。
フォローしてもらえると、タイムライン上に投稿が流れるので最新の情報を発信しつつアクティブに活動しているというアピールが必要です。更新がないアカウントはフォロー解除される可能性が高まるので、有益かつアクティブなアカウントに仕上げましょう。
商品を取り扱う場合、SNSを活用することで商品やキャンペーン情報を拡散するという手段を取ることも可能です。新作や新規キャンペーンをSNSで拡散し、ユーザーを巻き込みバズを生むことで、相乗効果で拡散していきます。
効果的なのは、モニターキャンペーンとして商品をプレゼントする企画です。応募要項として「拡散」を促すことでユーザー主体で拡散をしてくれるので非常に効率良く商品やキャンペーン情報を拡散することが可能です。
また、実際に商品を使用したユーザーがSNS上で商品の感想や体験談を発信することにより、商品に興味のあった顕在層や、商品の存在は知っている程度の潜在層にもアプローチができます。
SNSを活用することにより、ファンを獲得するという効果もあり企業のブランディングにも役立ちます。これは、広告運用では困難であった点であり、ファンの獲得により広告出稿の費用も必要なしで集客が可能になります。
通常、企業がブランディングを行なう際はWeb広告や公式ホームページを活用することがほとんどですが、広告には「宣伝」という側面が強く、敬遠されやすいという難点が存在していました。
しかし、SNSでファンを獲得することで、企業側が商品訴求の発信をしたとしても「宣伝」という意識は低く、通常の情報発信として受け取られることが多いです。これによりファンは興味を持ち自発的に商品を購入するという流れになります。