企業が『口コミ』を求める理由!

口コミの影響力はどの程度なのか?

よく、購入者アンケートなどで「口コミ評価が良かったから購入しました」、このような声を聞くことが増えました。実際に、企業なども口コミ効果を活用して集客するなど販売促進活動の一環として『口コミ』を獲得するマーケティング方法は今や主流となっています。

では、実際に口コミには集客効果があるのか、どのように活用すればより集客を増やし、売り上げアップに繋げられるのか。

この記事では、『口コミ』を活用したマーケティング方法の効果や方法について、深堀して解説していきます。

『口コミ』とは

口コミとは、商品やコンテンツを一般ユーザーが評価し、品質を定めること。当然、価値観は人それぞれということでいい評価があれば悪い評価もあるので100%いい評価というのは不可能に近いです。

では、実際に口コミ効果というのはマーケティング効果が見込めるのかについて深堀していきます。

本当に『口コミ』に効果はあるのか?

口コミの影響と効果については消費者庁の「平成29年度消費者意識基本調査」
にて商品やコンテンツを選ぶ際に「広告」よりもユーザーの「評判」を意識していることが証明されています。

結果として、広告の宣伝効果が「30.8%」に対して、ユーザーの評判による宣伝効果は「59.4%」と、約2倍の効果があるとされ、企業側が公式にアナウンスするよりも関わりのない第三者が発信した声の方が集客に効果があることが分かります。

従来の商品宣伝は、テレビCMやリスティング広告などが一般的でしたが、今後のマーケティングの指標としては、広告に費用を割くことよりも、一般ユーザーの意見を集めることに注力することが売り上げを伸ばす最短ルートとも言えます。

『口コミ』の影響力とその理由

口コミによる宣伝効果が高いことを説明しましたが、なぜ口コミに広告以上の影響力があるのか、その理由について解説していきます。

消費者による生の声

企業が、公式に打ち出す広告には新鮮味が不足しているという問題点は拭いきれません。
広告やランディングページにも口コミを記載していることが増えてきましたが、それも本当かどうかの「信憑性」の面を考えたところ、エンドユーザー視点で見ると「怪しさ」というものが残ります。

その点、SNSやECサイトなどに投稿される、生の声というものは信憑性が高く、企業などが打つ出している商品、コンテンツの「一次情報」とは違い、実際に使用、体験しての二次情報ということもあり、信憑性が高いとされています。

バズ、トレンド情報への注目、関心

SNS利用者が増加したことにより、バズ(流行り)やトレンド性の高い情報がエンドユーザー間で共有されることが増えました。これにより、一部でのみ話題であった商品の認知が拡がり、世間全体としてバズを起こすことが珍しくない状況となってきています。

これは、企業側も商品制作時点では予測出来ない面であるとともに、企業のみでは起こすことが難しいので、インフルエンサーに依頼するという方法を取ることも増えてきています。

悪い評価も重要な参考資料となる

商品、コンテンツの口コミに、「悪い評価」のものが付くと、商品の質が悪いという認知が拡がり売り上げが落ちると懸念されることが多くありますが、実際にはメリットとされる利点もあります。

エンドユーザーからに二次情報は、実際に利用しての体験談なので企業が打ち出す一次情報では知ることが出来ない情報を得ることが出来ます。また、この方法が悪いものであっても、ユーザーによって環境が変わるので一概に悪いとは言い切れません。

例えば、自動掃除機の場合

悪い口コミ:「毛足の長い絨毯に絡まって使えませんでした。」

この情報によって、絨毯の敷いていないフローリングにお住いの方には問題がないことが分かります。このように、環境によっては悪い評価でも問題がないとされることもあるので、一次情報では知りえない重要な参考資料となります。

『口コミ』を活用したマーケティング方法

口コミの効果、影響力の理由を説明したところで、ここからは実際に口コミを活用したマーケティング方法についてお話しします。

口コミ効果を活用した主なマーケティング方法がこちら
1.    無料プレゼント、商品モニターの実施
2.    インフルエンサーの起用
3.    SNSを活用

一つずつ、詳しく解説していきます。

無料プレゼント、商品モニターの実施

すでに一定以上の人気がある商品を無料プレゼント、商品モニターとして使用してもらうことにより、商品の認知度を高めて口コミ数を増やして集客効果を狙うことが可能です。

また、無料ということで、今まで興味がある程度で留まっていた「顕在層」を顧客に変える大きなきっかけとなります。

また、口コミ投稿をしてくれたユーザーに対しておまけをプレゼントという、投稿を促すような企画の実施も効果的です。

インフルエンサーの起用

口コミによる集客を試してみたけど、思ったよりも効果がない、そもそも口コミが付かないという場合は、「インフルエンサー」を起用する方法を試してみるのも効果的です。

インフルエンサーとは、芸能人ではないSNS上の有名人のこと。(YouTuber、インスタグラマーなど)

すでに一定のファンを獲得しているインフルエンサーに、実際に商品を使用してもらい、動画や写真を利用して商品の宣伝をしてもらうことで、インフルエンサーのファン層へアプローチが出来ます。

また、事務所所属の芸能人を起用するよりもコストが掛からないので重宝されています。

SNSを活用

SNSを活用したマーケティング方法が主流となりつつあり、宣伝費ゼロで売り上げを伸ばすことも比較的容易ということもあって、様々な企業が参入しているという現状です。

数あるSNS(YouTube、Twitter、Instagramなど)は、利用料が無料であるにも関わらず
全世界に向けて発信が可能で、拡散するという目的においては、テレビCMや雑誌を通じて宣伝するよりも効果が高いものとなっています。

また、「いいね」、「RT(リツイート)」といった、共有、拡散機能を活用した「バイラル・マーケティング」によって、投稿数を増やさなくても第三者が自動的に拡散してくれるという集客方法も大きな効果が見込まれます。

まとめ

本記事では、口コミの影響について、口コミを活用したマーケティング方法などを解説しました。最後に、本記事の内容を簡単にまとめると

●    口コミ効果は大きく、企業が打ち出す広告の約二倍の効果がある
●    エンドユーザー視点の二次情報により、「信憑性」が増す
●    公式が出していない悪い面も、購入時の重要な参考資料となる
●    費用を掛けずに集客を伸ばすなら、SNSの活用が効果的

このような内容でした。

口コミによるエンドユーザーのリアルな声の信憑性は、「痛みを避ける」効果があるので、購買意欲を後押しするのに非常に効果的です。

広告宣伝に費用をかけるよりも、口コミを集めた方が売り上げを伸ばす近道かもしれませんよ。