無料のホームページ制作ツールには気をつけましょう

現在は無料でホームページを制作できるツールは世の中にたくさんあります。有名なところで言うと、Jimdo や WIX などが挙げられます。実際にこれらのサービスでは、完全無料でホームページを制作し運営をしていくことが可能です。しかし、注意点としてホームページを本気でビジネスに活用していきたい方にとっては、実はこの無料のホームページ制作ツールはあまりお勧めできません。大きな理由は以下の3つです。


1.    ドメインの問題
2.    サーバーの容量の問題
3.    引っ越しの問題


Jimdo や WIX などの完全無料のプランでは、ドメインがサブドメインに限定されます。しかし、ビジネスとして活用していくのであれば、サブドメインではなく独自ドメインが必須です。独自ドメインがあるかどうかはその会社やサイトの信用性に関わってくるからです。

ホームページをしっかり作れば作るほど、サーバーに保存するデータ量も増えていきます。無料の場合はすぐに天井がきてしまうため、容量が大きい有料プランに途中で切り替える必要が出てくるかもしれません。その場合先ほど挙げた、Jimdo や WIX などは相場と比較して割高になってしまう可能性があります。

Jimdo や WIX などの無料プランを活用してホームページ制作を始めたが、容量などの関係で他のサーバーへ引っ越しをする必要が出てきた時、スムーズな引越しかできません。引っ越し先のレンタルサーバーで、また一からホームページを作らなければいけません。Jimdo や WIX などの無料プランからは、データをエクスポートできる機能がないためです。

こういった理由より、ビジネスなど本気でホームページ制作に取り組む場合は、ある程度のコストをかける覚悟は必要です。無料ツールに頼ると、後々後悔することになるかもしれません。

ファイルのサイズはなるべく小さくしましょう

2つ目の注意点として、ホームページのファイルサイズが大きくなり、サイトの表示速度が著しく低下してしまう問題があります。初心者の方が自分でホームページ制作をした際に最も頻繁に起こります。スマホやカメラで撮った写真や動画をそのままサイトにアップすると、ホームページのファイルサイズがすぐに大きくなります。 Google が推奨している一つのサイトのファイルサイズは1.6 MBまでです。 これ以上のファイルサイズを持つサイトは表示速度がどんどん遅くなってしまいます。一般的に、サイトの表示に3秒以上かかる場合、ユーザーの離脱率は高くなります。
カメラで撮った写真を1枚アップするにしても、解像度が高いものについては数 MB あります。こういった写真はそのままアップロードするのではなく、適切なサイズまで縮小して圧縮することによって、 100 kb 以下のサイズまで小さくすることが理想的です。

著作権は常に意識をしておきましょう

3つ目の注意点は、著作権に関することです。写真、動画、音楽、HPなどの他人が作ったものについては著作権が発生しています。これらを自分のホームページに勝手にアップした場合は、法律に触れるため罰則の対象になる可能性があります。 著作権があるものについては、必ず事前に引用できるかどうかを確認する必要があります。引用が可能な場合でも、出典を明記するなどの適切な引用処理がされているかどうかを必ず確認しましょう。
自分のホームページに写真などの素材をアップする際は、フリー素材のものを選ぶと良いです。なお、注意しなければいけないのは、「フリー素材のものならなんでも自由にできる!」というのは間違いです。フリー素材のものも利用規約があり、使用に関しては必ず条件があります(例 料金を払いライセンスを取得している必要がある,出典を明記する必要がある などなど)。利用規約を確認して、素材は適切に使っていきましょう。

文字の表記について確認しておきましょう

4つ目の注意点として、ホームページに書かれてある文字は、どんな人が見てもきちんと認識できる状態にしておく必要があります。具体的には、「外字」や「機種依存文字:ある特定のOSのみでしか表示されない文字」は 使わないようにしましょう。サイトに文字が表示されなかったり、文字化けしたりすると、ホームページ自体の信頼度が落ち、会社の信用度も落ちてしまいます。

他人に見てもらって評価してもらいましょう

最後の注意点は、ホームページがある程度完成したら、思い切って公開して他人から評価をしてもらうことです。写真や文字の見やすさやレイアウト、サイトマップのわかりやすさなど、自分では気づけない部分をアドバイスしてもらうことはホームページ制作において非常に大切です。できればホームページ制作に関する専門の人からのアドバイスの方が良いですが、近くにそういった人がいないという場合は、知人や友人にお願いしてもいいと思います。
自分でホームページ制作をする場合は、完璧なホームページを作るまでの道のりはとても長いです。完成形が見えたら、勇気を出してまずは公開してみます。他人からのアドバイスをもらい、修正を繰り返していくことでより良いホームページを作っていくことができます。